上原歩夢/故事/10話 夢みたい
角色 | 文字 | |
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歩夢 | 『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』でーす! 私たちの次のライブの情報でーす! 1 | |
歩夢 | あ、ありがとうございます。よかったら観に来てください! 2 | |
歩夢 | え? この間のライブ来てくれたんですか? 3 | |
歩夢 | わあ、ありがとうございます! 次も頑張ります! また来てくださいね! 4 | |
歩夢 | さようなら! 5 | |
PLAYER | 歩夢ちゃん! こっちチラシ無くなったから少しちょうだい | |
歩夢 | わ、早いね。みんなのチラシもあるから、結構量があるのに 6 | |
PLAYER | 歩夢ちゃんは一人一人丁寧に配ってるからだよ。 歩夢ちゃんらしくていいよね | |
歩夢 | そうかな? 7 | |
そろそろ休憩にしよう? | ||
PLAYER | でも、一旦休憩しようか? | |
歩夢 | そうだね。まだまだたくさんチラシを配らなきゃいけないし 8 | |
私も頑張らないと | ||
PLAYER | 私もまだまだ配るぞ! | |
歩夢 | あなたはもう十分頑張ってるでしょ。 あと一踏ん張りだから、ちょっと休憩しようか? 9 | |
PLAYER | じゃあ、ちょっと飲み物買ってくるよ。 歩夢ちゃんはここに座って待ってて | |
歩夢 | うん、ありがとう。 あなたが戻ってくるまで、もうちょっと配ってるよ 10 | |
PLAYER | わかった。すぐ戻るからね | |
PLAYER | おまたせ……って、あれ? どうしたの? なんだかボーッとして…… | |
歩夢 | あ、あのね! 今…… 12 + | |
PLAYER | うん? | |
歩夢 | 知らない人たちに声をかけられたから、 道でも聞かれるのかなって思ったらチラシを配るの 手伝いましょうかって言ってくれて…… 13 | |
歩夢 | 私、すごくビックリして返事を返せないでいたら、 『自分たちは歩夢ちゃんのファンクラブに入ってるんです』って 言われたの 14 | |
PLAYER | え!? ネットで見た、あのファンクラブに入ってる人と会ったの? | |
歩夢 | そうみたい…… 15 | |
PLAYER | そうなんだ! すごいね! | |
歩夢 | う、うん、すごいよね。それで、チラシ配りを 手伝ってもらったら、あっという間に終わっちゃってね、 あなたが戻ってくるまでちょっと話してたんだ 16 + | |
歩夢 | どうして私なんかの応援をしてくれてるんですかって聞いたら、 こうやって一人一人に話しかけながらチラシを 配ってるところとか応援したくなるって言ってもらえて…… 17 | |
歩夢 | この間のソロイベントで配ったガーベラも育ててくれてて、 あのガーベラみたいに、自分たちも私と一緒に 成長していきたいって……そう言ってくれたの 18 | |
歩夢 | ファンレターのお返事長くてごめんなさいって言ったら笑ってて、 次は自分たちももっと長いお手紙書くよって…… 19 | |
歩夢 | なんか、夢みたい 20 | |
歩夢 | 私……お返事も書きたいから書いてるだけだし、チラシ配りも メンバーみんなの力になれるならってやってるだけだし、 普通のことなのに……そんなに応援してくれるなんて…… 21 | |
PLAYER | きっとそういう歩夢ちゃんがみんな好きなんだよ。 私もそうだから | |
歩夢 | そうなのかな……でも、 あなたがそう言うならそうなのかもしれないね 22 | |
歩夢 | 私、私を応援してくれる人たちみんなのためにも、 もっともっとスクールアイドル活動、頑張りたい! この気持ちを、ちゃんと届けたい! 23 |