上原歩夢/故事/7話 思い、思われ
角色 | 文字 | |
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歩夢 | あ、やっぱりここにいた 2 | |
PLAYER | 歩夢ちゃん? あれ? さっき部活終わったよね? どうしたの、忘れ物? | |
歩夢 | 忘れ物とかじゃないんだけど……あなたがまだいると思ったから。 ねえ、今見てるのって、この間のソロイベントの録画? 3 | |
PLAYER | うん、次のことを考えるためにも、研究しておきたいなと思って | |
歩夢 | あなたって本当にスクールアイドルが好きなんだね。 もう、スクールアイドルが大好きって顔に書いてあるくらい 4 | |
そんなことないよ | ||
PLAYER | ええ!? そんなことないと思うけど…… | |
歩夢 | 幼馴染には隠せません♪ 5 | |
そうかも | ||
PLAYER | あはは、そうかも | |
歩夢 | 私も、そんなあなたのことが大好きだよ 6 | |
歩夢 | ねえ、いまやってるチェック、私も一緒にしてもいいかな? 7 | |
PLAYER | え? | |
歩夢 | 一人より二人って言うでしょ? 8 | |
PLAYER | ありがとう。でもこれは私がやらなきゃいけないことだから。 みんながスクールアイドルとしてもっと輝けるようにって 考えるのは私のやるべきことだもん | |
PLAYER | だから、歩夢ちゃんと一緒にやるのは、 私がしっかり分析し終わってから! | |
歩夢 | そっか…… ごめんね。ちょっとわがままだったかな…… 9 | |
PLAYER | そんなことないよ! これは私の意地みたいなところもあるし…… 歩夢ちゃんの気持ちは嬉しいよ | |
歩夢 | えへへ、それならよかった。 でも、私に何か手伝えることがあったら言ってね 10 + | |
PLAYER | うん! でも今は、早く帰ってゆっくり休んでほしいかな | |
PLAYER | だってソロイベントを大成功させた後でしょ? 疲れてるだろうから、まずは疲れをとろう | |
歩夢 | 疲れているのはあなたも一緒でしょ? だってあなたが色々と応援をしてくれてたから イベントは成功したんだよ 11 | |
歩夢 | 私もそのことにお礼がしたいよ 12 | |
PLAYER | ……これは、手伝ってっていうまで 帰らないっていうスタンスだよね | |
PLAYER | あぁ~、もうっ 歩夢ちゃんて昔から意外と 頑固なところがあるというかなんというか…… | |
歩夢 | ふふっ、頑固に関しては人のこと言えないと思うけど 13 | |
PLAYER | わかった! 歩夢ちゃんと一緒に早く帰れるよう、手伝ってもらおう! | |
歩夢 | ありがとう! じゃあ、何を手伝おっか? 14 | |
PLAYER | ほら前に話したでしょ? アンケートに協力してくれたファンのみんなへ、 お礼にポストカードを送ろうって | |
歩夢 | その発送作業のお手伝い? 15 | |
PLAYER | うん。実は一人じゃちょっと大変だったから、 手伝ってもらえると助かる | |
歩夢 | それって大変な作業だよね……一人でやるつもりだったの? 16 | |
歩夢 | 今度からは人手が必要なことがあったら、すぐに私に声をかけて。 だって、あなただって、私が一人で頑張ってたら心配でしょ? 17 | |
PLAYER | 心配だよ! ……じゃあ、次からは手伝ってってすぐ言うようにする! | |
歩夢 | よろしい! なんてね♪ 18 |