国木田花丸/エピソード/3話 やりたいこと
(重新導向自国木田花丸/故事/3話 やりたいこと)
角色 | 文字 | |
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PLAYER | 花丸ちゃんは、書きたくないわけではないの? | |
花丸 | ううっ 1 + | |
PLAYER | 『嫌だ』じゃなくて、『無理だ』なら、 チャレンジしてみてもいいんじゃないかな | |
ルビィ | そうだよ! やってみたら、上手くできるかもしれないよ 2 | |
花丸 | ……実を言うと、ちょっと興味があるずら…… 3 | |
花丸 | 今まで色んな小説を読んで、 胸を打つ物語にたくさん出会ってきたずら 4 | |
花丸 | 読み手として感動しながら、 同時に、マルもこんな世界を書くことができたら、って ……ちょっと思うこともあって 5 | |
花丸 | だから、このポスターを見た時は、思わず心が躍ったというか 6 | |
PLAYER | そうなんだ…… | |
PLAYER | だったら迷うことはないよ。書こうよ、花丸ちゃん! | |
ルビィ | ルビィ、花丸ちゃんの書いたお話、読んでみたい! 7 | |
花丸 | ……うん。マル、やってみる。 この企画に応募する……小説、書いてみるずら! 8 + | |
ルビィ | やったー! 花丸ちゃん、すごい! 9 + | |
小説家・国木田花丸の誕生だー! | ||
PLAYER | 小説家・国木田花丸の誕生だー! | |
花丸 | ふ、2人とも、声が大きいずら! ここはまだ図書館の中なんだから……! 10 | |
国木田先生の処女作、制作決定~! | ||
PLAYER | 国木田先生の処女作、制作決定~! | |
花丸 | く、国木田先生!? そそそ、そんな先生だなんて大げさずら! でも、ちょっとときめいたずら…… 11 + | |
花丸 | まずは、どんなお話を書くか、主題を決めなければならないずら 13 | |
ルビィ | 主題…… 14 | |
PLAYER | ジャンルも重要じゃない? ファンタジーとか時代物とかSFとか | |
ルビィ | 花丸ちゃんの好きなジャンルのお話って、たしか…… ビル、ビルディング……? 15 | |
花丸 | ビルドゥングス・ロマン! 16 | |
それってどんな話なの? | ||
PLAYER | それってどんな話なの? | |
花丸 | ビルドゥングス・ロマンは教養小説のことずら。 主人公が人生を歩む中で精神的に成長していく様子を 描いた作品のことずら 17 | |
ああ、なんかそれ聞いたことある | ||
PLAYER | ああ、なんかそれ聞いたことある ……たしか、教養小説、っていうやつだよね | |
花丸 | 知ってるずら!? そう、教養小説! 元々はドイツ文学の特徴の1つだったんだけど、 他の国の作家達も様々な作品を残しているずら 18 | |
花丸 | 沼津出身の作家さんも書いてるんだけど、 初めて読んだ時の衝撃と感動は 今でも鮮明に思い出せるずら……! 19 | |
ルビィ | それじゃ、花丸ちゃんが書くジャンルは、 ビル、ドゥ……教養小説? 20 | |
PLAYER | 好きなジャンルなら筆も進みやすいかもね。 あとはどんなストーリーにするかだけど | |
花丸 | それは決めてるずら 21 | |
PLAYER | そうなの? | |
花丸 | うん……。狭い世界で生きていた主人公が、 仲間と苦難を乗り越えながら 世界の広さと素晴らしさを知るお話ずら 22 | |
花丸 | いつか形にして残しておきたいと思っていた話なんだ 23 | |
PLAYER | その話って……。 分かった、じゃあ、尚更気合い入れて書かなきゃね♪ |