国木田花丸/エピソード/9話 舞台女優・花丸!?
(重新導向自国木田花丸/故事/9話 舞台女優・花丸!?)
角色 | 文字 |
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Player | もうすぐライブの開始時間だね |
しずく | Aqoursのみなさんは、今回の花丸さんのように ソロで歌われることもあるのですか? 1 |
ルビィ | ううん、いつも9人だよ。 だから花丸ちゃん、普段より緊張してるみたい…… 2 + |
Player | そっか。今回は今までのライブとは決定的に違うもんね。 確かに、少し顔色悪かったかも…… |
しずく | 分かる気がします。私も、初めて演じるお芝居の時は、 繰り返し演じてきたものとは違う緊張感がありますから……。 花丸さん、大丈夫でしょうか 3 |
Player | 大丈夫だよ、花丸ちゃんなら。 信じて応援しよう |
花丸 | みなさん、こんにちは。 浦の星女学院スクールアイドル・Aqoursの国木田花丸です。 本日はご招待いただき、ありがとうございます 4 |
Player | あ、始まった! |
花丸 | 本来はメンバー全員でこの場に立つべきところずら、 あっ、えと、ところですが! 今日は私が代表で来ました 5 |
花丸 | このお店が、今日、無事に開店を迎えられたことをお祝いし、 歌を贈らせていただきます。どうかお聴きください 6 |
花丸 | はああ~……! き、緊張したずら~! 8 |
ルビィ | 花丸ちゃん、お疲れ様! 9 |
Player | すごく良かったよ~! 緊張なんて全然感じさせない、堂々としたステージだった! |
花丸 | そ、そうかな? でも、ずらって言っちゃったずら…… 絶対言わないようにしようって決めてたのに…… 10 |
しずく | 全く気になりませんでしたよ! 素晴らしかったです。 明るくはつらつとして、それでいて優しさも含んだ、 聴くだけで心が癒されていくような…… 11 |
しずく | そう、まるで木々から射す木洩れ日のような歌声! 葉の間から覗く光は、ダイヤモンドのようにまばゆくも 柔らかな輪郭をもって私達を照らす……! 12 |
花丸 | こ、木洩れ日!? 13 |
ルビィ | すごい表現……! 14 |
Player | しずくちゃん、ライブの途中から目キラッキラしてたからね…… |
しずく | 声だけではありません。歌っている時の表情も実に豊か! しかし、あからさまにコロコロ変わるのではなく、 あくまで自然に変化していく…… 15 |
しずく | 感動しました。 これほど心を揺り動かされる舞台にはそうそう出会えません。 花丸さん、ありがとうございます。今日のことは一生忘れません! 16 |
花丸 | ここっ、こちらこそ、ありがとうございますずら! 17 |
しずく | 花丸さん、ご相談があるのですが、一緒にお芝居をやりませんか! 18 |
花丸 | はっ、はい、マルでお役に立てるなら……え? え、えええ!? 今なんて!? 19 |
しずく | ライブを観ていた時、 私の頭の中にはある光景が浮かんでいました。 花丸さんと一緒にお芝居をしている光景です 20 |
しずく | 脚本だけでなく、演者としても、 花丸さんと一緒に舞台を作りたいんです! 21 |
Player | それいいね! 花丸ちゃんなら絶対いい役者さんになるよ |
ルビィ | 花丸ちゃん、小説家だけじゃなくて女優さんになるんだ……! 22 |
しずく | 花丸さん、ぜひ! 23 |
花丸 | ちょ、ちょっと待ってほしいずら~! 気持ちの整理をさせて~! 24 |