黒澤ルビィ/エピソード/13話 すれ違う想い
外觀
(重新導向自黒澤ルビィ/故事/13話 すれ違う想い)
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| もしもし、ルビィちゃん? 明日、会いに行ってもいいかな? 難しいって言ってたダンスステップの上達法を考えたから、 実践してみない? | |
| ご、ごめんね。明日は花丸ちゃんと出かける予定があるんだ。 また今度でいいかな? 2 | |
| もしもし、ルビィちゃん? もうすぐライブだよね。 練習、しばらく見てないけど大丈夫? 一度チェックしに行くよ | |
| 大丈夫だよ。果南ちゃんやお姉ちゃんが見てくれて、 ちゃんと踊れるようになったから。 心配してくれてありがとう 3 | |
| 「今週末、会いに行ってもいいかな」、送信、っと…… | |
| あ、返事が来た。 「ごめんなさい、予定があるから会えないの」 ……はぁ~…… | |
| またルビィちゃんに振られちゃったの? 6 | |
| うん……。 もう何日会えてないんだろう。 まさかとは思うけど、避けられてるのかなぁ…… | |
| そんなはずないよ。 だってルビィちゃん、あなたのことすごく大好きだと思うよ。 あなたが電話で話してる時も、嬉しそうな声が聞こえてくるもん 7 + | |
| とはいえ、何度連絡しても都合が合わないっていうのも、 変な気がするけどね~ 8 | |
| そうだよね……。 よし、こうなったら…… | |
| ……来ちゃった…… | |
| (もし、私がルビィちゃんの気に障るようなことをしてしまったなら、 謝らなきゃならない。 ルビィちゃんの気持ちを、ちゃんと確かめなくちゃ) | |
| ――――ワン、ツー、スリ、わぁっ! ……また間違えた…… 10 + | |
| 速く動き過ぎなんだと思うよ。 あと、腕の振り上げも弱いように見える | |
| ピギャッ!? ……え、ど、どうして…… 11 | |
| 千歌ちゃんに聞いたら、今日は練習休みだって。 でも、ルビィちゃんなら自主練やってるかも、って思ったから。 予定って、自主練のことだったの? | |
| ……ごめんなさい 12 | |
| 謝らないで。 ただ、私はルビィちゃんの本当の気持ちが知りたいだけなんだ | |
| 私とずっと会わなかったのは、本当に都合が悪かったから? それとも……会いたくないって思わせるようなこと、 私、しちゃったのかな……? | |
| そ、そんなんじゃないよ……! 13 + | |
| じゃあ、どうして? なんで会いに来ちゃだめだったの? 私はずっと会いたかった。 歌もダンスも、もっと上手くなれるようにサポートを…… | |
| それはだめ!! 14 | |
| !? | |
| あなたがほんとにやらなきゃならないのは、 ルビィのサポートじゃないよ。 ルビィのことなんて放っておいていいんだよ 16 + | |
| だって、あなたとルビィは違うもん。 Aqoursのルビィが、虹ヶ咲のあなたに、 そんなに助けてもらっちゃだめなんだよ! 17 + | |
| ………… | |
| ……そう、だよね。私達、ライバルだもんね。 敵の学校の生徒にあれこれ口出しされるなんて、迷惑だよね…… | |
| えっ…… ま、待って、違う、あなたのことは本当に…… 18 + | |
| 分かった。もう、会いに来ない。口出しもしない。 今までごめんね、ルビィちゃん…… + |