「国木田花丸/エピソード/11話 沼津の名探偵」:修訂間差異
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小 Inamin移動頁面国木田花丸/故事/11話 沼津の名探偵至国木田花丸/エピソード/11話 沼津の名探偵 |
(無差異)
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於 2022年9月9日 (五) 01:47 的最新修訂
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| まずはミステリーを経験してみよう! | ||
| ミステリーって、どうすれば経験出来るのかな? 1 | ||
| 何か事件が起こって、それを解決すれば 一応経験できたことになると思うんだけど | ||
| 本格的な推理劇もいつか上演してみたいですね。 雷鳴轟く絶海の孤島で、次々と起こる怪事件! 悲劇を食い止めるために主人公は謎解きに挑む! 2 + | ||
| クローズド・サークルだね。ミステリーの大定番ずら! 3 | ||
| えっと、分からないことを解決すればいいんだよね? それなら、 そういう大変な事件じゃなくてもいいと思うんだけど…… 4 | ||
| 極端なことを言えば、 なぞなぞを解くだけでもOKってことになるのか | ||
| そうですね。けど、ただなぞなぞを解くだけでは ちょっと物足りないですから……えーと…… 5 + | ||
| そうだ! 今日の朝食で先輩が何を食べたのか、 先輩と会話しながら推理して当てる、というのはどうでしょう? 6 | ||
| なるほど! | ||
| なるほど、会話の中から真実の手がかりを見つけ出すのか。 花丸ちゃん、どう? | ||
| 分かったずら。やってみる! 7 | ||
| ミステリーっぽい! | ||
| おお~、ミステリーっぽい! 探偵VS犯人って感じでドキドキするよ! やってみようか、花丸ちゃん! | ||
| 推理……もし当てられたら、マル、探偵になれちゃう、のかな? 8 | ||
| 頑張って、花丸ちゃん! 9 | ||
| うん! それじゃ、えーと……今朝は何時頃起きたの? 10 + | ||
| 7時半。本当は6時半に起きるつもりだったんだけど、 寝坊しちゃったんだ。電車の時間もあったから、焦ったよ | ||
| それは大変だったね。……朝ご飯、ちゃんと食べられた? 11 | ||
| 一応ね。食べないと元気出ないし | ||
| でも、時間が無かったなら、 ゆっくり食べられなかったんじゃない? 慌てて食べて喉に詰まらせたりしなかった? 12 | ||
| 大丈夫だったよ。 まぁ、なんで今日に限ってこのメニューなんだって思ったけどね。 せめて別々じゃなくて一緒なら―――― | ||
| ……ご飯とお味噌汁と、焼き鮭? 14 | ||
| え……ええ~っ!! なんで分かったの!? | ||
| えっと……おかずには多分、 サッと食べづらいものが出たんじゃないかと思ったんだ。 で、骨の処理に手間取る焼き魚が浮かんで 17 | ||
| 魚と一緒に出すならパンよりご飯が多いと思う。 これが合っているとして、ご飯と魚を一緒にしてできる 楽な食べ方といえばお茶漬けかな?って 18 | ||
| 朝食に出る魚で、なおかつ、お茶漬けにするなら 鮭だと思ったんだ。ほとんど勘だったけど……。 お味噌汁は匂いで分かったよ 19 | ||
| 私、お味噌汁の匂いする……? | ||
| ちょっと失礼します。くんくん……いえ、私には分かりません。 朝からずっと先輩と一緒にいますが、全く気付きませんでした…… 20 + | ||
| 花丸ちゃん、すごい…… 21 | ||
| 花丸さん、ミステリー、書けるんじゃないでしょうか!? 22 | ||
| いやぁ、花丸ちゃん、見事な名探偵ぶりだったよ! これでミステリーはクリアだね! | ||
| め、名探偵なんて、そんな……! けど、当てられてよかったずら~ 23 + | ||