「三船栞子/故事/3話 スクールアイドルの信念?」:修訂間差異
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(無差異)
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於 2020年9月9日 (三) 01:29 的最新修訂
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| 私の歌について、お話があるのですが…… 1 | ||
| どんなこと? なんでも相談に乗るよ | ||
| ありがとうございます 2 | ||
| 栞子ちゃんは、どんな歌を歌いたいか決まった? | ||
| 実は、思い浮かばなくて……。 それで、あなたに相談しようと思ったんです 3 + | ||
| そっか……難しかったかな? | ||
| どんな歌を歌いたいか……というのは、 私の希望、ですよね 4 | ||
| 私の希望……。スクールアイドルとして、活動はしたいです。 それは確かなんです。 でも、私はそれ以外を持ってないんです…… 5 | ||
| 栞子ちゃん…… | ||
| 私は、どんな歌を歌いたいのでしょう……? 6 | ||
| そこで、同好会のみなさんに聞いてみたんです 7 | ||
| うん | ||
| それで、ひとつわかったことがありました。 みなさん、なりたい自分、伝えたい想いが…… スクールアイドルとしての信念がある、ということです 8 + | ||
| 今の私には、「スクールアイドルになりたい」というものしか、 はっきりしたものはありません…… 9 | ||
| 参考になればと思って話を聞いたのに、 かえってわからなくなってしまって…… 10 | ||
| そっか……でも意外だな。 栞子ちゃんって、迷いなくなんでも決めていく印象だったんだけど | ||
| そうですか? 11 | ||
| その子にどんな適性があるのか、客観的に分析できるでしょ? それだけじゃなくて、どうしたらより力を発揮出来るか 適切なアドバイスもしてくれるし | ||
| だから、なんか意外だなと思って | ||
| ……そうですね 12 | ||
| 人のことは見えるのに、 自分のことはこんなにもわかりません…… 13 | ||
| こんなことでは、いつまで経っても答えが出ない…… あなたにもご迷惑をかけてしまいます 14 | ||
| 私のことは気にしないで | ||
| 私のことは気にしなくていいよ | ||
| しかし、今のままではダメです 15 | ||
| 助け合うのが仲間でしょ? | ||
| 助け合うのが仲間でしょ? | ||
| そう……ですね。 あなたには、つい頼ってしまいます 16 + | ||
| 急ぐ必要はないよ。 時間をかけていいから、納得のいく答えを出そうね | ||
| はい、私のなりたいスクールアイドルについて、 もっと深く模索してみようと思います 17 | ||
| 栞子ちゃんなら、きっと大丈夫。 なんて、無責任でごめんね | ||
| いいえ、そんなことはありません。 気持ちが軽くなりました。ありがとうございます 18 | ||