西木野真姫/二人の輝き

角色	文字
真姫	今日も練習お疲れさま。 さ、帰りましょう 1
PLAYER	行きたかったなあ……発表会
真姫	……それって、 この間の梨子と私の発表会のこと？ 2
PLAYER	二人が一緒の発表会でしょ、 そんな貴重な機会を逃すなんて……
真姫	あなたにその日用事があったんだから、 仕方ないじゃない 3
PLAYER	ううっ、 予定なんか入れなければよかった！
真姫	しつこいわね…… そんなに見たかったの？ 4
PLAYER	あ、真姫ちゃん待って――
真姫	ついてきなさい。 同じ曲を演奏してあげるわ 7
真姫	………… 9
真姫	どうだった？ 10
PLAYER	緩急自在で真姫ちゃんらしい……すごく素敵な音だね
真姫	ふふ、そうでしょ。 でも、発表会の日はこんなものじゃなかったのよ？ 11 +
PLAYER	梨子ちゃんとの連弾かあ……。 どうして二人で弾くことになったの？
真姫	梨子が誘ってくれたの。 私と一緒に弾いてみたい、って 12
真姫	びっくりしたけど……すごく嬉しかった。 だって、私もそう思ってたから 13
PLAYER	真姫ちゃんが、梨子ちゃんと弾いてみたかったの？
真姫	ええ。 Aqoursの曲は何度も繰り返し聴いてるし…… 好きだから 14 +
PLAYER	そうだったんだ！
ライバルだと思ってるのかと……
PLAYER	もっと梨子ちゃんのことをライバル視してるのかと……
真姫	ライバルっていえばライバルだけど…… 一緒に高め合える仲間じゃない 15 +
真姫	梨子はもちろん、 Aqoursの曲も、Aqoursのみんなのことも好きよ。 そんなことも知らなかったの？ 16
梨子ちゃんの曲が好きなんだね
PLAYER	梨子ちゃんが作る曲が好きなんだね。 自分が作る曲とは違う？
真姫	そうね…… 私より優しくて、細やかなメロディーを作るかな 17
真姫	まあ、私も負けてないと思うけど♪ 18
PLAYER	ふふ、そうだね！
真姫	それと……梨子自身は気づいてないかもしれないけど、 輝きを求める姿に惹かれるのよね 19
真姫	……私にはない輝きを持ってる気がする 20
PLAYER	そっか、そう考えてたんだね。 私からすると、真姫ちゃんも同じくらい輝いて見えるけどなあ
真姫	な……今は私の話なんかしてないじゃない！ 梨子が輝いてるっていう話を―― 21
PLAYER	でも、真姫ちゃんはいつでもキラキラしてるから
真姫	や、やめてよっ。 そんな話がしたかったわけじゃないんだから…… 恥ずかしくなること言わないでよ 22 +
真姫	もう！　下校時間なんだから、さっさと帰るわよっ 23