「高海千歌/エピソード/4話 特別な才能」:修訂間差異
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(無差異)
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於 2022年9月6日 (二) 22:01 的最新修訂
角色 | 文字 |
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PLAYER | (ページ全体、詞のキーワードで埋め尽くされて真っ黒…… それに、筆跡が1人分じゃない。 メンバーも一緒に書き込んでるんだ) |
PLAYER | Aqoursの曲って、こうやってできてるんだね |
千歌 | あはは。ごめんね、汚くて…… |
PLAYER | そんなことないよ。 私も考えがまとまらない時とか、 ノートにめちゃくちゃに書いちゃうことあるし |
千歌 | もっとこう、さらさら~っと書ければいいんだけどね! アイディアが泉のように湧いてくるんです、とか、 人生で一度は言ってみたいよ |
千歌 | 私は、そういう才能はないみたいで……ほんと普通だからさ! いっつもギリギリまで悩んで、みんなを待たせちゃうんだ |
千歌 | Aqoursをやろう、って声を上げたのは私だから、 作詞くらいちゃちゃっとこなして、 みんなに負担をかけないようにしたいのに |
千歌 | なかなか上手くいかないんだよね…… |
PLAYER | 千歌ちゃん…… |
千歌 | それでも……Aqoursのために良い曲を書きたいの。 私達らしさを全力で出せる曲、それを作るための言葉を |
千歌 | 才能がないなら、その分、いっぱい、いーっぱい考えて、 書いて、書いて……時間がかかっても、 私にはその方法しかないから |
千歌 | …… |
千歌 | あ、あははっ! そんな感じで、いっつも頑張って歌詞書いてるんだよ~ |
千歌 | まぁ、それでも遅過ぎて、 しょっちゅう梨子ちゃんにせっつかれたり、 最終的にみんなに手伝ってもらったりするんだけどね! |
PLAYER | ……千歌ちゃんは……普通なんかじゃないと思う |
千歌 | ええっ! いやいや、そんな |
PLAYER | 歌詞を1曲でも書き上げられるって、 ものすごくエネルギーを使うことだと思う |
PLAYER | ただ心を言葉にするんじゃなくて、 相手にちゃんと響くような形にして届ける。 誰にでもできることじゃない |
PLAYER | たくさん悩んで、苦しんだ末のことでも、 やり遂げればそれはもう、特別なことだよ |
千歌 | やり遂げれば、特別…… |
PLAYER | このノートを見れば分かるよ。 Aqoursの曲が、どれだけ苦労して、愛されて、 望まれて生まれてくるのか |
PLAYER | Aqoursに込める千歌ちゃんの熱い想いが、 溢れそうなくらい詰まってる |
PLAYER | そうやって生み出された曲だから、Aqoursの曲は 胸に響くんだって、歌うみんなはきらきらに輝いてるんだって、 私、今、すごくそう思う |
千歌 | ……えへへ、面と向かってそんなふうに言われると…… 照れちゃうなぁ~ |
PLAYER | う、嘘でもお世辞でもないよ! えらそうなこと言っちゃったけど、紛れもない私の本心で…… あ、ノートありがとう! |
千歌 | どういたしまして~。 うん、分かってる。あなたは嘘を言うような人じゃないよね |
千歌 | いつだって最高の一曲を書いてる気持ちでいるけど、 やっぱり言葉にして伝えてもらうと、心が軽くなるよ |
千歌 | 嬉しいなぁ。 私の書いた歌詞、ちゃんとAqoursの輝きに繋がっているんだね |
PLAYER | うん。私だけじゃない、きっと、たくさんの人が千歌ちゃんの…… Aqoursの歌に勇気づけられているはずだよ |
千歌 | ……ありがとう |
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