津島善子/エピソード/1話 ドロップアイテム
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| (コンビニに寄ったら美味しそうなお菓子があったから、 思わず買っちゃった。早く食べたいなぁ) | |
| ん? 何だろう? 何か光ってる…… | |
| うわっ! 何これ、ペンダントの飾り……かな? | |
| (すごいデザイン……。シルバーの剣にコウモリ? 竜? 分かんないけど何かの動物と鎖が巻き付いてて) | |
| ……あ、あの 1 | |
| (くっ付いてる石も、綺麗だけど 爬虫類の目みたいで、何だか不気味……。 マンガとかに出てくる悪役が持ってる道具みたい……) | |
| えっと…… 2 + | |
| (これ、落とし物だよね? 交番に届ければいいのかな……) | |
| すみません! そのキーホルダーなんですけど!! 3 | |
| は、はい!? | |
| うわっ!? な、何だ、あなただったの!? 知らない人だと思ってかしこまっちゃったじゃない……! 5 | |
| 善子ちゃん……! ご、ごめん。考え事をしてて…… | |
| えっと、今、キーホルダーって言った……? | |
| あ、そう、そうよ! 今あなたの手にあるのは、 闇の力を封じるための魔界のアイテム。人が持つには過ぎた代物。 こちらへ渡しなさい 6 | |
| ……この不気味なアクセサリー、善子ちゃんのなの? キーホルダーだったんだ | |
| 不気味言うな! そして善子言うな! 7 | |
| そうよ! ネットショップで注文して 今日届いたから早速バッグに付けたのに 8 | |
| ちょっと出掛けて帰ってきたら金具の部分しか残ってなくて! 慌てて探しに来たのよ~っ! 9 | |
| そうだったんだ。 はい、どうぞ。見つかってよかった | |
| ……ありがと 10 | |
| はぁ……でも、 もうバッグには付けられそうにないわね…… 11 | |
| どうして? | |
| 元々フックタイプのキーホルダーだったんだけど、 フックの部分に繋げるための、輪っかのパーツが どこかにいっちゃってるもの 12 | |
| そういえば、何かを取り付けられるような部分があるね…… | |
| これからヨハネの魔力を注ぎ込んで、 ヨハネ専用の魔道具に仕上げるつもりだったのに……! 13 | |
| 私の力が増すことを恐れた天使共が壊したに違いないわ! ううっ、結構高かったのに~…… 14 + | |
| 魔道具……このデザインだと本当にそうなりそう……。 うーん、善子ちゃん、無くなってるのはその輪っかのパーツだけ? | |
| そうだけど…… 15 | |
| じゃあ、そのパーツを買ってきて付け直せばいいんじゃないかな。 手芸屋さんとか、100円ショップにもたしか売ってたと思うよ | |
| ほ、本当に? 直るの? 16 | |
| 多分。今から一緒に買いに行こうか | |
| 行く! 行くわ! 17 |