上原歩夢/故事/17話 すれ違い
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| 準備よし、そろそろ待ち合わせ場所に向かわなきゃ | ||
| あれ、歩夢ちゃんからだ | ||
| はい | ||
| もしもし、どうしたの? | ||
| あのね、お買い物に行きたいんだけど、付き合ってくれない? 3 | ||
| あ……、ごめん。 実は先約があって…… | ||
| そ、そっか……それじゃ仕方がないね 4 | ||
| ごめんね | ||
| 本当にごめんね | ||
| ううん、また、私ともお出かけしてね 5 + | ||
| また今度誘ってね | ||
| また今度誘ってね | ||
| もちろん! あなたとのお出かけは、次の楽しみにとっておくね! 6 | ||
| せっかく誘ってくれたのに、悪いことしちゃったな…… | ||
| でも、歩夢ちゃんのためのリサーチだから……。 ごめん! 歩夢ちゃん! | ||
| 来たわね。時間ピッタリじゃない 8 | ||
| せっかくの休みなのに、付き合ってもらっちゃってごめんなさい | ||
| いいわよ、そんなこと。 この私に頼み事をするなんて、アンタわかってるじゃない 9 | ||
| 歩夢のファンクラブのために休日まで返上するなんて、 相変わらず頑張るわね 10 | ||
| 本当に頑張ってるのは歩夢ちゃんなんです。私は手伝うだけ だから……。でも、それで歩夢ちゃんやファンクラブのみんなが 喜んでくれるなら、いくらでもやりたいなって思ってます! | ||
| ……はあ。ニジガクのみんなが羨ましいわね。 うちにもいて欲しいくらいよ 11 + | ||
| あはは、そんな持ち上げてもなにも出ないよ? | ||
| なによー、「にこさんのお願いなら、なんでも聞くよ」 くらい言いなさいよ! 12 | ||
| って、立ち話してる場合じゃないわね。 今日はハードスケジュールよ! スクールアイドル5組のライブを全部まわるんだから! 13 | ||
| これで歩夢のためのヒントを掴みなさい! 14 | ||
| はい! | ||
| じゃあ、行くわよ! 15 | ||
| あ、いたいた! ねえ、一緒にお昼食べようよ 17 | ||
| 歩夢ちゃん! 私も誘いに行こうと思ってたとこ | ||
| えへへ、嬉しいな……。あとね、部活の後、 この間行きそびれちゃったお買い物に行こうと思うんだけど、 付き合ってもらえないかな? 18 | ||
| あれ、お買い物、まだしてなかったの? | ||
| う、うん。そんなに急ぐものってわけでもなかったし…… 19 | ||
| そうなんだ。 でも、ごめん……実は今日も先約があって…… | ||
| え、そうなの? 20 | ||
| ごめん! 本当にごめんね! | ||
| ううん、残念だけどしかたがないよ 21 + | ||
| もし、急ぎじゃない買い物なら、別の日に一緒に行かない? | ||
| う、うん、そうしたい 22 | ||
| よかった。じゃあ私、購買部でパン買ってくるから、 歩夢ちゃんはいつもの場所に先に行ってて | ||
| 別の日、か……。続けて断られちゃうのなんて初めてかも。 何に夢中になってるんだろう……? 25 | ||