花火大会は波乱の予感?/第2話
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虹の学び舎にヨハネ降臨! 讃えよ、崇めよ、我が眷族達!! 1 |
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よその学校で大きい声出すんじゃないわよ! 2 |
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外に聞こえちゃってないかな……!? 3 |
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も~、善子ちゃんってば…… 4 |
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4人とも、いらっしゃい。 変わらず元気そうで安心したわ 5 |
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善子ちゃんと花丸ちゃんも、遠いのに来てくれてありがとね~ 6 |
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花火大会の日は、みんなが沼津へ来てくれるんだもん。 そのためなら、マル達だってどこへでも行くずら 7 |
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今日は花火の時に着る浴衣を選ぶのよね? そっちで用意してくれるって話だけど…… 8 |
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じゃじゃ~ん、こちらでござ~い 9 |
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わ~、可愛い! 浴衣と髪飾り、浴衣とお揃いの巾着もある! 10 |
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ライフデザイン学科の授業で作ったものなの。 花火大会の話をしたら、クラスメイトも貸してくれたのよ 11 |
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これ全部、ニジガクの生徒さんが……!? すごいずら……! 12 |
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さすが虹の都…… 人間にしておくには惜しい逸材が揃っているわね。 いや、むしろ既に悪魔的……! 13 |
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気に入ってもらえたみたいで嬉しいわ。 どれでも好きなものを選んでちょうだい。着付けしてあげる 14 |
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ありがとう。でも、 果林さん1人で5人も着付けをするのは大変じゃない………? 15 |
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だいじょぶ、だいじょぶ。彼方ちゃんもできるよ~ 16 + |
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私も一応できるわ。妹達に着せてあげたことあるし 17 |
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助かるわ。じゃあ、まず1年生達から試着してみましょう 18 |
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これで……よし! さぁ、みんなこっちを向いて 20 + |
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ど、どうでしょうか……? 22 |
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似合う、ずら? 23 |
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おお~、これは大変かわゆいですなぁ~♪ 24 |
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当然よ! ヨハネが纏えば、どんな衣服も錦の輝き! ヨハネによって、この浴衣には 人間界の常識を超える価値がついたわ! 25 |
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その無駄に踏ん反り返った態度が無ければ100点だったわね…… 26 |
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うーん……帯、もう少し緩くしたら落っこちちゃうかなぁ……? 27 |
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きつい? 28 |
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ううん。でも、花火大会には夜店も出るし、 いっぱい食べても苦しくならないように、 緩くしておいたほうがいいかと思って 29 |
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苦しくなるくらい食べることは決定してるのね…… 30 |
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ひゃああ~~! め、目が回る~~! 32 + |
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ずら丸ってばこんな時にまで何言ってんのよ 33 |
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ええ? マルじゃないずら……って、は、花陽ちゃん!? 34 |
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ぬはははは~♪ よいではないか~、よいではないか~♪ 35 |
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誰か助けて~~~~! 36 |
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あー、もう! さっき着付けしたばっかりなのに、 即行で帯を解くやつがあるか! 37 |
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あっははは…… 解けちゃったついでに、別のも着てみましょうか。 浴衣はまだまだい~っぱいあるわよ♪ 38 + |
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