優木せつ菜/故事/26話 せつ菜のなりきり特訓!
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お休みの日にお時間をいただいてしまってすみません 2 |
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せつ菜ちゃんとお出かけなんて嬉しいよ。 いつでも誘って |
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ありがとうございます 3 + |
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今日はこれから、私の特訓に 付き合っていただきたくて…… 4 |
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あなたの作ってくれた曲、今回もとってもすてきでした。 あの曲で、私は映画を楽しみにしているみんなを 「萌え」させたいんです 5 + |
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うん、私もそういうせつ菜ちゃんが見たい |
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ですが、あることに気づいてしまいました…… 6 |
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あることって? |
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結局、私はあなたに「萌え」という気持ちを教えられなかった、 ということです 8 |
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え? 私、せつ菜ちゃんを見て ピンときたんだけど…… |
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ほら、あなたは自分で気づいたんです。 私はあなたに教えると言っておきながら、 説明すらきちんとできませんでした 9 + |
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そんな私が、映画を楽しみにしているみんなを 「萌え」させられるわけがありません! 10 + |
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なので、今日は私自身が「萌え」の特訓をしたいんです……。 あの姉妹のように…… 11 + |
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今日の、原宿デートで! 12 + |
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えーと、今日は映画の姉妹になりきるってこと? |
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そうです。あなたはあの映画のお姉ちゃん役をやってください。 私は妹役をやります 14 + |
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あの姉妹がやりそうなことを真似して、 妹ちゃんのどんなところが「萌え」なのか、 私自身気づきを得たいんです 15 |
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わかった。じゃあ、私もお姉ちゃん役頑張るね! ちなみにあの映画の姉妹は どんな感じで会話をするのかなあ? |
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あの映画ですと、妹ちゃんは基本的にはとてもわがままです。 それでお姉ちゃんのことを試しているようなところがあります 16 |
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うんうん…… |
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でも、お姉ちゃんがしょうがないなあという顔をするたびに、 やりすぎてしまったと後悔します 17 |
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なのに、その後も同じことを繰り返しては葛藤する姿が かわいいんです! 18 |
わがまま言ってみて | |
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わかった。 じゃあせつ菜ちゃんも私にわがまま言ってみて |
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ええと……アイスはトリプルが食べたいです! あとお姉ちゃんのも一口ほしいです! 20 + |
やってみよう | |
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じゃあ、今からその姉妹みたいにやってみよう。 はい、せつ菜ちゃんから! |
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クレープ食べたいです! お姉ちゃんのも一口もらいます! 21 |
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かわいいわがままだね…… わがまま……なのかな、それは。 特訓なんだから、もっと無茶を言ってみて |
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えっ、もっと無茶を、ですか!? えっと、ええと……じゃあ…… 22 + |
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宿題なんてほっておいて、もっと遊んで! これから一緒にアニメ見て! あたらしくできたカフェに行きたいの、今すぐに! 23 + |
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す、すみません。 どういうのが姉妹間で通用するわがままなのか…… 思いつきませんでした…… 25 + |
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あはは! 私もわからないや。 でも、せつ菜ちゃんみたいな妹がいたら、 無限に言うこと聞いてあげちゃいそう |
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これは特訓ですから、このままではダメです! 少し待ってくださいね、 妹ちゃんの言いそうなわがままを考えますから! 26 + |
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