三船栞子/故事/13話 縁の下の力持ち
外觀
| 角色 | 文字 |
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| 失礼しまーす、こんにちはー ……あれ、栞子ちゃん、いないのかな? | |
| こんにちは、私はここにいます 2 + | |
| 書類の山に隠れて見えなかった…… | |
| ちょっと特訓に時間を割きすぎてしまったようです。 生徒会の仕事を溜め込んでしまいました 4 + | |
| 左月さんと右月さんは? | |
| ふたりには、校内フィルムフェスティバルに エントリーしている部へ、聞き取り調査に行ってもらっています 5 | |
| もしかして、前夜祭の相談ですか? ふたりが戻ってきたら、その話も詰めてしまいましょう 6 + | |
| そうだね。でもまずは、その書類の山をどうにかしなくちゃ。 手伝えそうなこと、ある? | |
| あなたにはいつも助けてもらっていますね……。 では、こちらのデータ入力をお願いできますか? 7 + | |
| まかせて! | |
| ふう、ここまでくればもうひとりで平気です。 ありがとうございました 9 + | |
| どういたしまして | |
| 栞子ちゃん、生徒会のPR動画は進んでる? | |
| それがなかなか……。 左月さん、右月さんと相談している最中です 10 | |
| ですが…… 11 | |
| どうしたの? | |
| どうしたの? | |
| このまま進めていいものか、少し悩んでいます…… 12 | |
| まとまらない? | |
| まとまらない? | |
| そうですね、まだすり合わせが必要そうです。 ですが、少し思うことがありまして…… 13 | |
| もしよかったら、聞かせてもらえないかな? なにか力になれることがあれば…… | |
| これで本当に生徒会の魅力が伝わるのか、 生徒のみなさんに楽しんで見てもらえるのか、 私にはちょっと自信が持てません 15 + | |
| 左月さん、右月さんの言っていることには一理あると思いますし、 熱意も伝わってきますので、間違っているとは 言いたくないのですが―― 16 | |
| あなたはどう思いますか? あなたの意見は信頼できますから伺いたいんです 17 | |
| うーん……。私もね、栞子ちゃんの魅力を伝えるってのは賛成。 あんな栞子ちゃんは新鮮だな、って思った | |
| ただ、いつもの栞子ちゃんもすてきなんだよね。 ニジガクのために、こうやって自分の時間を削ってる姿…… | |
| もしかしたら、栞子ちゃんのそういう部分をみんなは見たいかも。 見たら、生徒会を身近に感じられるかも…… | |
| いつもの私……ですか 18 | |
| みんなの知らない栞子ちゃんの普段の姿をPVにして、 今回の映像にするってどうかな? それで、その映像につける曲を私に作らせてほしい | |
| 栞子ちゃんが、生徒会を…… ニジガクをどんなに大事に思ってるのかを伝える曲を作るよ! | |
| あなたがそう言って下さるなら……やってみたいです! 20 | |
| 左月さん、右月さんにも今のお話をしてもいいでしょうか? ふたりも賛成してくれると思います! 21 | |