月夜のフェアリーテイル/第2話
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| 自己紹介するね! アタシはアイ。 そっちの髪長い子がセツナ。寝てるのがホノカ 1 | |
| 私は鞠莉よ。 鞠莉でもマリーでも好きなほうで呼んでちょうだい♪ 2 | |
| まさか妖精に会える日が来るなんて思わなかったわ。 これも月のパワーのおかげかしら 3 | |
| そうかもしれませんね。 月の光には不思議な力が秘められています。 いつもは見えないものが見えたり、別の世界へ道が繋がったり 4 | |
| 私達も気を付けてたんだけど、 うっかり人間に姿を見られちゃって…… 逃げるために、妖精の力をいっぱい使っちゃったんだ 5 | |
| そうだったのね……でも、私も人間よ? いいの? あなた達のこと見えてるし、おしゃべりまでしちゃってるけど 6 | |
| あ、そうだった……でも鞠莉さんなら大丈夫! きっと私達、とも、だ……はにゃはにゃ~…… 7 + | |
| まだつらそうね。何か元気になれそうなものは……と言っても、 お菓子くらいしかここには無いのよね。 3人とも、食べる? 8 | |
| お菓子! おいしそ~! ありがとう、鞠莉さん! いただきます♪ 9 | |
| やったー! アイさんもお腹空いてたんだよね~♪ 10 | |
| いただきます! もぐもぐ……美味しいです! 11 | |
| 良かったわ。マリーも食べちゃおっと♪ あ、こっちのクッキー、マリーのオススメよ 12 | |
| もぐもぐ……ほんとだ、美味し~! やっぱりお菓子は友達と食べるのが一番美味しいね 13 + | |
| ともだち? 14 | |
| うん! おしゃべりしたり、お菓子を食べたり、 一緒に楽しい時間を過ごしてるんだもん 15 | |
| 私達、もう友達だよ! えへへ、人間の友達、初めて♪ 16 | |
| 私も妖精の友達なんて初めてよ。 なんて素敵なのかしら! 17 | |
| そうだ! トモダチ記念とお世話になったお礼に、 マリーのやりたいことを1つ手助けするよ。 何かやりたいことある? 18 | |
| やりたいこと………… あのね、実は私―――― 19 | |
| ちょっと待った――――――――!! 21 | |
| なっ!? 何者ですか!? 23 | |
| それはこちらのセリフよ。 妙な気配がすると思って来てみたら、妖精が入り込んでいたのね 24 | |
| エリ! ヨシコ! 25 | |
| ヨ・ハ・ネ! ずーっと言い聞かせてるのに全然覚えないんだから! 26 | |
| メイドさんと……そちらの人は背中に黒い羽が生えてる!? 鞠莉さんのお家の人? 27 | |
| ええ、小さい頃から私のお世話をしてくれているの。 ああ、もう、なんてタイミングで部屋に来るのよ~! 28 | |
| 鞠莉、あなたが何を考えているかは大体想像がつくわ。 今夜は大人しくしていなさい 29 | |
| 嫌! もうずっと前から決めてたんだから! アイ、ホノカ、セツナ、お願い、私を外へ連れて行って! 30 | |
| よく分かんないけど、分かった! ってなわけで、マリーはアタシらに任せて、お二人さん! 31 + | |
| 誰が任せるか~! 32 | |
| くっ、回り込まれました……! 窓からは出られそうにありませんね……! 33 | |
| だったらこっち! 34 | |
| 『暗いところはライトで照らせ、明かりきらきら赤リンゴ~♪』 35 | |
| うっ!? ま、眩しいっ……! 36 | |
| ふふん♪ アイさんの光魔法はどうよ? きらきらして綺麗っしょ! 37 | |
| ほんとはちゃんと見てほしいけど、 今回はちょっと出力高めでいくね~♪ 38 | |
| 今のうちに廊下へ! 39 | |
| し、しまった……! 待ちなさい、鞠莉――――!! 41 |