天王寺璃奈/故事/27話 刻まれる想い
角色 | 文字 |
---|---|
![]() |
会場、満員だね 1 |
![]() |
うん。校内フィルムフェスティバルは明日だけど、 みんな前夜祭も楽しみにしてくれてるんだね |
![]() |
私、ゲーム部の映画はすてきなんだよって、みんなに伝えてくる 2 + |
![]() |
ふたりで作った曲、歌ってくるね 3 + |
![]() |
行ってらっしゃい! |
![]() |
あれ? 璃奈ちゃんボード、今日は無し? |
![]() |
うん、この歌は、ボード無しで歌いたい。 素顔で、みんなに届けたい歌なんだ 4 + |
![]() |
じゃあ、行ってきます 5 |
![]() |
璃奈ちゃん、お疲れ様! すごく良かったよ! 映画のイメージがビシビシ伝わってきた! |
![]() |
私の気持ち、伝わって嬉しい。 あなたが喜んでくれてる気持ちも、伝わってる 9 |
![]() |
私とあなた、繋がってるね。映画のふたりみたい 10 + |
![]() |
そうだね |
![]() |
会場のみんなとも、繋がれてた 11 + |
![]() |
あのね、私、あの映画ですごく好きなセリフがあって…… 12 |
![]() |
『今日の楽しい記憶は明日にはないの。 でも、その感覚は体が覚えてる』 14 + |
![]() |
『だから明日、あなたの顔を見たら、 私は笑顔になっちゃうと思う』 16 + |
![]() |
『とびっきりの笑顔で「久しぶりー」って言うと思う』 17 + |
![]() |
『それがどんどん積もって、会うたび 熱烈な「久しぶりー」になったら、どう?』 19 + |
![]() |
『あなたはきっと、笑っちゃうと思うよ。 私の挨拶が、熱烈になっていくんだもん』 20 + |
![]() |
『そんなあなたをみたら、きっと私も笑っちゃう』 21 + |
![]() |
『それってなんだか、会うたびに幸せが増えていくみたいだよね』 22 + |
![]() |
そんなふうに、私も、会うたびに みんな幸せな気持ちになってほしい 24 |
![]() |
璃奈ちゃん…… |
![]() |
そう思って歌ったの。できてたかな? 25 |
できてた! | |
![]() |
できてたよ! 伝わった! |
![]() |
……ほんとにそう思う? 26 + |
完璧だよ! | |
![]() |
完璧だよ! |
![]() |
ジー……。あなたの心、読んでる 27 + |
![]() |
私には間違いなく届いたよ。みんなも同じだと思う |
![]() |
それなら、よかった。ライブをするたび、 みんなで幸せになっていこうね 29 + |