小泉花陽/故事/22話 チケットの壁
角色 | 文字 |
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Player | 花陽ちゃん、栞子ちゃん、 今日もスクールアイドルの勉強中? |
花陽 | うん。雑誌を見て、動画を見て、 一緒に話し合ってたところなんだ。 ね、栞子ちゃん? 1 + |
栞子 | はい! やっぱり、スクールアイドルはとても興味深いです 2 + |
Player | そうなんだ、勉強は順調だね! |
花陽 | あっ、そうだ! そろそろかな…… 3 |
Player | 花陽ちゃん、どうしたの? |
花陽 | メールが来てないか、確認してるんだ。 そろそろ連絡が来るはずなんだけど…… 4 + |
Player | 連絡? |
Player | 栞子ちゃんをおすすめのスクールアイドルの ライブに連れていくことと、関係あるのかな? |
花陽 | ひいっ!! 5 |
栞子 | ど、どうしたのですか!? 6 + |
花陽 | うわーん、ダメだった~!! 8 + |
Player | もしかして、栞子ちゃんにおすすめしたい スクールアイドルのライブ? |
花陽 | うん……。 学校の講堂で開催するから、 抽選で選ばれた人しか入れないんだよ 9 + |
花陽 | ここのスクールアイドル部に 毎回チケット希望のメールをするんだけど、 いつも抽選で外れちゃうの 10 |
花陽 | せっかく栞子ちゃんにスクールアイドルを もっともっと好きになってもらうチャンスだったのに…… 11 |
栞子 | そうだったんですね。 花陽さん、私のためにありがとうございます 12 + |
花陽 | それなのに、肝心のチケットが手に入らないなんて~! 13 |
Player | うーん…… |
ライブに行けなくても、魅力を知ることはできる | |
Player | ライブに行けなくても、 魅力を知ることはできるんじゃないかな |
花陽 | そうだよね……。 でも、やっぱり生のライブを見てもらいたいなあ 14 |
他のスクールアイドルを見にいく? | |
Player | 他のスクールアイドルを見にいってみるとか? |
花陽 | でも、栞子ちゃんにどうしても見てもらいたいグループなんだ。 せっかくのチャンスなのに…… 15 |
栞子 | 花陽さん、気になさらないでください。 この話を聞けただけで、ありがたいです 16 + |
花陽 | え? それって…… どういうこと? 17 |
栞子 | 私たちもスクールアイドルのライブを開催する立場ですから 19 |
栞子 | 興味を持ってくれる人を増やすチャンスを 逃さないためにどうするか…… そんなことを考えるだけでも、とても勉強になります 20 |
Player | 確かに、その視点は大事だね |
栞子 | 実際のライブで見てみたかったというのは事実ですが…… それでも、こうして知ることができて嬉しいです 21 |
花陽 | 私も…… 私も、実際に見てもらいたいんだよ~っ 22 + |
Player | でも、チケットが手に入らないから…… どうしよう? |
花陽 | ううっ……。 こうなったら、変えるしかない! 23 + |
Player | 変えるって…… 何を? |