秋の味覚を召し上がれ!/第4話
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| お~! 海未ちゃん見た? 今、魚が跳ねたよ~ 1 | |
| ええ。見ました。 では、釣りはこの辺りでしましょうか 2 | |
| 釣りたての焼き魚…… 想像しただけで、じゅるり〜 3 | |
| さあ、張り切っていきましょう! 4 | |
| お〜! 5 | |
| 大自然の中に佇み、大自然に挑む……。 素晴らしい休日です!! 6 + | |
| 彼方ちゃん、大自然に抱かれて寝たいかも〜 7 | |
| 寝かせはしませんよ、彼方! さあ、釣竿を持って! 自然に挑むのです!! 8 | |
| ポカポカして、いい天気だね…… 10 | |
| ええ、それに心地いい風もふいています。 川のせせらぎに耳を傾けながら過ごす緩やかな時間…… 心が洗われますね 11 | |
| なんだか……眠たく…… 12 | |
| 気持ちはわかりますが、 集中しないと魚にエサをとられてしまいますよ 13 | |
| それは困る~、集中~! 14 | |
| ……すやぁ 15 | |
| 彼方!! 16 | |
| はっ! いけない、つい眠気と握手しちゃったよ〜…… だめだめ、みんなのためにお魚たくさん釣るんだから! 17 | |
| ………… 18 | |
| すやあ〜…… 19 | |
| くっ……。 この状況で眠るなというほうが無理ですね……! 20 | |
| はっ! 21 | |
| あう〜……。彼方ちゃん、 どうしても眠気と仲良ししちゃう……すん…… 22 | |
| この陽気では、仕方ありません。 こうなったら、私が彼方のぶんまで頑張りますから! 23 + | |
| そ、そんなことさせられないよう! 彼方ちゃんに、考えがある。ちょっと待ってて! 24 + | |
| え!? か、彼方!? 25 | |
| やあーーーー!! 26 | |
| これなら、彼方ちゃん眠る暇もないからー!! 29 | |
| お手製の銛!? な、なんでそんなもの…… 30 | |
| いえ、そんなことより、たったのひと突きで魚を二匹同時に! 彼方、すごいです!! 31 | |
| また! しかも今度は三匹同時に!? 32 | |
| えーーい!! 遥ちゃんへのお土産ができるまで獲るぞーー!! 33 | |
| ああっ、彼方! 乱獲はダメです! 乱獲はーー!! 34 | |
| お~、大量ずら 1 | |
| 大きな栗も銀杏も、いっぱい採れたね♪ 2 | |
| あ、お芋! 3 | |
| 本当だ! すごいね。 これも採っていきたいけど、 穴を掘るもの、持ってないや…… 4 + | |
| でも、お芋があったらきっとみんな喜ぶと思うずら…… マルに任せて! 5 | |
| よいしょ! よいしょ! 6 | |
| 花丸ちゃん、がんばれー! 7 | |
| 絶対、みんなにお芋を持っていくんだからー! 8 | |
| これだけあれば、色んな料理が作れて、 みんなお腹いっぱいになるずら〜 10 | |
| ふふ。まあちょっと、バーベキュー向きではないけど…… 美味しそうだから、いいよね! 11 | |
| 花陽ちゃんが持って来たお米で炊き込みご飯にしたら、 きっと美味しいよ! 12 | |
| うんうん! 13 + | |
| あとは、煮物とかお味噌汁にしてもいいかも 14 | |
| それもおいしそうー! 15 | |
| って、お味噌は持ってきてなかった…… 16 | |
| あー……失敗したずら 17 + | |
| で、でも、道具を貸してくれるところに 調味料があった気がするの。 そこにあるかもしれないよ 18 | |
| 本当!? 19 | |
| 絶対とは言い切れないけど、さっき借りに行ったとき、 お醤油とかお塩があるのを見たような…… 20 + | |
| じゃあ、戻ったら確かめるずら〜 21 | |
| それにしても、エマさん楽しそう。 さっきからずっとニコニコだね 22 | |
| えへへ。みんなでなにかをするのって楽しくて大好きなんだ。 それに、自然に囲まれてるとスイスを思い出すの 23 + | |
| もちろん、景色は全然違うけど、 なんだか懐かしい気分になるんだ♪ 24 | |
| エマさんの家の周りは自然が多いの? 25 | |
| うん! だから東京に初めて来たときは驚いちゃった。 大きな建物ばかりなんだもの 26 + | |
| 気持ちはわかるずら。 マルの家の周りも自然がいっぱいだから、 初めて東京に行ったときは未来の国だと思ったずら 27 + | |
| 都会もいいけど、やっぱりこうして 自然の中にいるのもいいよね 28 | |
| エマさんは、1人で日本に来て ホームシックになったりしない? 29 | |
| ん~、全然寂しくない、 って言ったら嘘になるけど、大丈夫 30 | |
| みんなが一緒にいてくれるから、 寂しいって思うより楽しいって思えることの方が多いよ 31 | |
| そのみんなの中には、マルも入ってる……? 32 | |
| あはは! もちろんだよ、花丸ちゃん!! 33 + | |
| えへへ、良かった〜! 34 + | |
| それじゃ、たくさん美味しいものを持ち帰って、 みんなを驚かせるずら! 35 | |
| うん! 36 |