エマ・ヴェルデ/故事/33話 マイの特訓・その1
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さあマイちゃん、今日から特訓だよ! みんなも集まってくれてありがとう! 1 |
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今日はみんなよろしくね! 2 |
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マイ先輩にはかすみんが最高にかわいく写ってる写真を 撮ってもらったことがありますし、 かすみんたちにできるお手伝いならなんでもしますよ! 3 |
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ねー、先輩。 あの集合写真のかすみん、かわいかったですよねえ 4 |
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うん。 みんなとってもかわいかった |
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ま、まあ確かにみなさんもかわいかったです。 でも1番はかすみんでしたから! 5 + |
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それで、今日は私たち、何をしたらいいですか? 6 |
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具体的にはどういった特訓を? 7 |
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今から説明するね 8 |
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写真は「一瞬を切り取るもの」って本で見たの。 だから、栞子ちゃんたちには マイちゃんの被写体になってほしいんだ 9 |
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ポーズとか、とる? 10 |
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ううん。 みんなこの公園で好きに遊んでいて 11 |
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え? 遊んでいいんですか? 12 |
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うん。あたし、みんなが楽しく遊んでる かわいい一瞬を切り取れるよう頑張るからさ! 13 |
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そういうことなら……。 私、シーソー乗りたい 14 + |
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かすみんはブランコがいいな~。 1番目立てそうだし! 15 + |
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じゃあみんな、楽しくあそぼーー! 16 |
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ふふっ、みんな元気一杯だね~ 19 |
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あはは…… |
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これは……撮り甲斐があるよ! 20 + |
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マイちゃんすごい……。 木の上から撮ってるよ 23 |
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こだわりを感じるよね。 それに楽しそう |
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うん。 自信を無くした、って言ってたけど、 それは写真が嫌いになった、ってことじゃないんだよね 24 |
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マイちゃんは写真が大好きだからこそ、 つらい気持ちになっちゃったんだよ…… 25 |
そうだね | |
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そうだね。 私もそう思うよ |
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特訓で、少しは自信が戻るといいな 26 |
そうかも | |
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そうかもしれないね |
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きっとそう。 そうじゃなきゃ、あんな楽しそうに撮影しないよ 27 |
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……でも、あんなに高いところまで登ったら危ないかなあ。 わたし、ちょっと行ってくる! 28 |
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マイちゃーん! 危ないよー! 29 |