高海千歌/エピソード/20話 4人で創るライブ
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| ん~……むにゃむにゃ…… | |
| ……はっ!! しまった! じ、時間が! ライブに遅れる!! | |
| 遅れないよ~。まだまだ余裕だよ~♪ 4 | |
| ……千歌、ちゃん? あれっ? 今日、ユニットライブ本番でしょ!? 早く行かないと | |
| だから大丈夫だってば。 ほら、まだ家を出る時間まで2時間もあるよ? 6 | |
| ……ほんとだ…… | |
| あなたにもそういう天然なとこ、あるんだね~♪ 7 + | |
| むう……千歌ちゃんこそ、ずいぶん早起きじゃない? 着替えもすっかり済ませちゃって、 私より早く起きたってことでしょ? | |
| 千歌ちゃん、起きられるかどうか少し心配だったんだよ。 せっかく泊まらせてもらってるし、もしもの時は 私が起こしてあげなきゃと思ってたのに | |
| もしかして、それで早い時間にたくさんアラームかけてたの? さっきも何回か鳴ってたよ 8 | |
| う、うそ! 全然気付かなかった…… | |
| ふふふふっ♪ 想定とは逆になっちゃったね♪ 私には秘密兵器があったから 9 + | |
| 秘密兵器? | |
| そう! これで~す♪ 10 | |
| 『おはヨーソロー! 曜ちゃん天気予報だよ! 本日は終日快晴、波も穏やか、絶好の航海…… じゃなくてライブ日和であります!』 12 | |
| 『千歌ちゃん、おはよう! いよいよユニットライブの日だね。ドキドキする……! ルビィも寝坊しないように頑張ります!』 13 | |
| これって…… | |
| えへへへ♪ 昨日、2人に吹き込んでもらったモーニングコール! これをアラームにセットしてたんだ。 おかげでスパッと起きられたよ! 15 + | |
| ちなみに、2人のスマホには私のモーニングコールが入ってるの。 お互いに録音し合ったんだ。 きっと2人とも飛び起きるはず……! 16 | |
| 私もそれで起きたかった | |
| いいなぁ。私もそれで起きたかったよ…… 千歌ちゃん、あとで私にそのボイス送ってくれない? | |
| これは私専用だからだめ~。 その代わり、あなた用の新しいボイスを入れてあげるよ! 17 + | |
| 一体何を吹き込んだの? | |
| 一体、どんなセリフを吹き込んだの……? | |
| ふふふ♪ 気になる? じゃあ、あとであなたのスマホにも入れてあげるね~♪ 18 + | |
| あはは、ありがとう。 モーニングコールのおかげで、今日はみんな寝坊しないで済むね | |
| うん。9人で歌う時とも、1人で歌う時とも違う、 CYaRon!3人の力を合わせて届けるライブだもん。 寝坊なんて絶対できないよ 19 + | |
| ふふっ、そうだね。 3人なら絶対素晴らしいライブになるよ | |
| あっ、違う、4人だね! あなたも一緒だもん 20 + | |
| あなたがいなかったら、今日のライブは実現しなかったかも…… 21 | |
| 大げさだなぁ。 でも……そう思ってもらえるくらい、 役に立ててたなら嬉しいよ | |
| あなたはいてくれるだけですっごく力になってるの! 22 | |
| 今日のライブ、最後までよろしくね 23 | |
| うん。 最後の……打ち上げまでね♪ すっごくいいお店見つけたから、期待してて! | |
| ほんと? そんなこと聞いたら、ますますやる気湧いてきちゃう! お腹ぺこぺこにして行くぞ~♪ 24 + | |
| 千歌ちゃん、朝ごはん抜くのはダメだからね! ちゃんと食べた? | |
| これから食べるとこ! あなたも早く着替えて、一緒に食べよう♪ 25 | |
| うん! | |
| 朝ごはんと、それからあなたがくれたパワー、 ぜーんぶ使って最高のライブにするよ! 見ていてね♪ 26 | |