黒澤ダイヤ/エピソード/6話 原宿邂逅
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着いた~、原宿! 今日はよろしくね、愛ちゃん | |
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おうよ~! 色んなお店行って、めいっぱい楽しもーね♪ | |
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まずはどこに行こうか…… ……あれ? あそこにいるのって…… | |
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あ、あの、すみません | |
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はい? わたくしに何か……あなた達は! | |
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うそぉ!? ダイヤじゃーん! | |
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やっぱり! ダイヤさん、どうしてここにいるの? ここ原宿だよ!? | |
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そんなこと分かっていますわ! わたくしがいてはおかしいですか? | |
原宿をぶらぶらするイメージが全然無い | ||
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おかしくは……いや、おかしい、かも…… だって原宿をぶらぶらするイメージが全然無いし…… | |
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失礼な! わたくしだって原宿に来ることくらいありますわ! | |
おかしくないけど…… | ||
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いや、別におかしくないけど…… ダイヤさんが内浦以外の場所にいるのが意外過ぎて | |
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それならμ'sとAqoursの合同ライブは どこでやったと思っているのです! 東京にだってもう何度も来ていますわ! | |
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そりゃそうだ。 んじゃ、今日はホントに遊びに来たんだ? | |
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いーえ、遊びではありません。今日はお世話になっている お琴の先生の演奏会にご招待いただいたのです。 そこから帰る途中ですわ | |
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ああ、そういうことか。それなら納得……。 じゃあ、このまま内浦まで帰っちゃうの? | |
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そのつもりですが…… | |
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そっか……残念だな。 せっかくこうして会えたのに…… | |
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ねぇねぇダイヤ~、このあと帰るだけならさ、 一緒に原宿で遊んでかない? | |
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それいいね! 一緒にお店見て回ったり、ご飯食べたりしようよ | |
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わたくしが、原宿で……ですか? | |
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うん! ダイヤさん、原宿で遊んだことある? | |
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いえ、今日のように何かの用事で来ることはあっても、 遊ぶためだけにわざわざ来たことはありませんわ | |
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いつも人で溢れ返っていますし、 街の雰囲気も派手で軽薄な印象があるというか…… | |
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あっはは☆ 確かに人はいつもいっぱいいるね~。 けど、原宿にも静かなトコはあるよ。 一本道外れると、雰囲気ガラッと変わるしね | |
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そうなのですか? | |
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うん。私は何度か来たことあるけど、 そのたびに新しい出会いがあるんだ。 初めてのダイヤさんなら、きっともっと楽しめるよ! | |
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……あなた達がそこまでおっしゃるなら、楽しいのでしょうね。 ……実を言うと、見て回りたい気持ちもあったのです | |
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原宿は流行の最先端。 そこを知ることで、スクールアイドル活動をするのに 有益な情報が得られるかもしれないと | |
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スクールアイドルと世間の流行は、 切っても切り離せない関係ですから。けど…… やっぱり、あの人混みに身を投じるのは気後れしてしまって…… | |
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じゃあ尚更、一緒に行こう! 1人じゃなければ怖くないよ | |
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ありがとうございます。 では……ご一緒させていただきますわ | |
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決まりだね! ダイヤも一緒に、3人で原宿満喫しよう♪ |