高坂穂乃果/故事/9話 たったひとつの、やりたいこと
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| (穂乃果ちゃんのやりたいことを 探せばうまくいくと思ったんだけど…… 見つかりすぎてもダメなんだ) | ||
| (穂乃果ちゃんがソロライブで 本当にやりたいことを見つけなくちゃ) | ||
| おつかれさま~♪ 今日も練習がんばろー! | ||
| 今日はこの練習したらいいんだっけ? 今から屋上に行って | ||
| 待って、穂乃果ちゃん! その練習リストは前のライブのやつで…… | ||
| あ、あれ!? もしかして練習リストってまだ作ってなかった? | ||
| うん、今から作ろうか | ||
| あ~っ、作った気分でいたーーっ! 一緒に手伝ってもらっていい? | ||
| もちろん! そのために私がいるんだからね! | ||
| やったあ、心強い♪♪ | ||
| μ'sは穂乃果ちゃんが中心になってると思うんだけど、 準備とかはあんまり得意じゃないの? | ||
| 実は……みんなと一緒に頑張るぞーーー!! っていう気持ちは誰にも負けないんだけどね。 μ'sでもみんなに助けてもらってばかりなんだ | ||
| やりたいことはいーっぱいあるんだけど、 頭がこんがらがっちゃって……あはは | ||
| もっと私がみんなのことを 引っ張っていけたらよかったんだけど…… ごめんね。がっかりしちゃった? | ||
| そうじゃなくて…… | ||
| サポートしがいがある!! | ||
| 私もサポートのしがいがあるな、って! | ||
| 何でも出来ちゃうなら、私のサポートなんていらないもんね。 私にどーんと任せてよ | ||
| おお~っ! | ||
| おお~っ……って、どういう反応? | ||
| よく分かんないけど前向きで……ちょっと私みたいじゃない? 私たちって似てるのかも♪ | ||
| ふふ。そうなのかな? そうなのかも! | ||
| 穂乃果ちゃん、かわいい! | ||
| 穂乃果ちゃんって、 ステージ以外でもかわいいなあって思って | ||
| ええっ!? 何ソレっ | ||
| 穂乃果ちゃんはスクールアイドルへの情熱がすごい分、 他のことがちょっと抜けてたりしてて…… | ||
| う……その通りです | ||
| そういうギャップってかわいいな、って思っちゃった | ||
| 私が穂乃果ちゃんの苦手なところをサポートしていくから、 穂乃果ちゃんはそのまま突き進んでほしい! | ||
| えーっ、このままでいいの? えへへ……ちょっと甘やかしすぎじゃないかな | ||
| いいのっ! 穂乃果ちゃんはそのままでいた方が素敵だよ | ||
| 海未ちゃんとことりちゃんにいつも助けてもらってばかりで、 今回はあなたに助けてもらってばかりで…… | ||
| うん、それでいいんだと思う。問題なしだよ! | ||
| 今回のソロライブは、 私が海未ちゃんとことりちゃんの分までサポートするからね | ||
| ありがとう! でも、まだソロライブでやりたいことも たくさんありすぎてまとまってないよ~ | ||
| 自分の歌をみんなに届けたい、 っていう気持ちはすごく強いんだけどなあ…… | ||
| 穂乃果ちゃんの一番大切なこと…… 歌を届けたいってところはずっと変わらないんだね | ||
| 歌を届ける…… そっか、私のやりたいことって歌を届けることだ! | ||
| ソロライブでどこまで歌を届けられるか、挑戦してみようかな♪ | ||
| うん! どうしたらもっともっと届けられるか、一緒に考えよう! | ||