西木野真姫/故事/3話 二人のピアノ
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| (音楽室を使わせてもらえるなんて、嬉しいな) | ||
| (この音楽室で真姫ちゃんもよくピアノを弾くのかな?) | ||
| あら? この音は…… 2 | ||
| あなた…… 4 | ||
| わっ、真姫ちゃん! + | ||
| 今のピアノ……あなたが弾いていたの? 6 | ||
| うん。……あ! ちゃんと絵里さんに許可はもらったよ。 今日は誰も使ってないからどうぞ、って | ||
| ごめんね、真姫ちゃんにも先に話した方がよかったかな | ||
| ううん、その必要はないわ。 μ'sの曲だったから、少し驚いただけ 7 | ||
| そういえば、あなたもピアノを弾くのよね…… 8 | ||
| ねえ。あなたはどうしてピアノを弾くの? 9 | ||
| え? それは…… | ||
| 綺麗な音だから | ||
| 綺麗な音だから | ||
| なるほどね。自然と心に響いてくる感じ、私も好きよ 10 | ||
| 誰かに聴いてもらいたいから | ||
| 誰かに聴いてもらいたいから | ||
| ……って言うわりには、ここで1人で弾いていたのね? 11 | ||
| あ! た、たしかに (恥ずかしい~) | ||
| ふふっ、冗談。 誰かに聴いてもらいたい時も、 1人で弾きたい時も、両方あって当然だわ 12 | ||
| 真姫ちゃんほど上手じゃないけど、ピアノを弾くのが好きなんだ | ||
| よく分かるわ。 とっても嬉しそうに弾いていたもの 13 | ||
| 真姫ちゃんはμ'sの曲を全部作ってるんだよね。 昔から作曲をしてたの? | ||
| 作曲っていうほどのことはしてなかったけど…… 心に浮かんだフレーズを書き留めたりすることはあったわね 14 | ||
| μ'sの曲はどれも素敵な曲ばかりだから、 将来は大人気の作曲家になっちゃうかも! | ||
| それはない、かな 15 | ||
| 将来は医学の道に進むつもりだから 16 | ||
| 医学? もしかして真姫ちゃん、将来はお医者さんになるの? | ||
| 予定ではね。まあ……家庭の方針、ってやつ? 17 | ||
| そうだったんだ。ごめんね、こんなこと聞いちゃって | ||
| 将来について不満があるわけじゃないし、 聞かれて困る話じゃないから。心配しないで 18 | ||
| それより、まだ時間あるでしょ? 一緒に弾かない? 19 | ||
| ええっ、連弾で? 緊張するなあ…… | ||
| 失敗しても笑わないわよ。 さ、楽しみましょう 20 | ||
| ありがとう。真姫ちゃん、一緒に弾こう! | ||