上原歩夢/故事/7話 思い、思われ
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| あ、やっぱりここにいた 2 | ||
| 歩夢ちゃん? あれ? さっき部活終わったよね? どうしたの、忘れ物? | ||
| 忘れ物とかじゃないんだけど……あなたがまだいると思ったから。 ねえ、今見てるのって、この間のソロイベントの録画? 3 | ||
| うん、次のことを考えるためにも、研究しておきたいなと思って | ||
| あなたって本当にスクールアイドルが好きなんだね。 もう、スクールアイドルが大好きって顔に書いてあるくらい 4 | ||
| そんなことないよ | ||
| ええ!? そんなことないと思うけど…… | ||
| 幼馴染には隠せません♪ 5 | ||
| そうかも | ||
| あはは、そうかも | ||
| 私も、そんなあなたのことが大好きだよ 6 | ||
| ねえ、いまやってるチェック、私も一緒にしてもいいかな? 7 | ||
| え? | ||
| 一人より二人って言うでしょ? 8 | ||
| ありがとう。でもこれは私がやらなきゃいけないことだから。 みんながスクールアイドルとしてもっと輝けるようにって 考えるのは私のやるべきことだもん | ||
| だから、歩夢ちゃんと一緒にやるのは、 私がしっかり分析し終わってから! | ||
| そっか…… ごめんね。ちょっとわがままだったかな…… 9 | ||
| そんなことないよ! これは私の意地みたいなところもあるし…… 歩夢ちゃんの気持ちは嬉しいよ | ||
| えへへ、それならよかった。 でも、私に何か手伝えることがあったら言ってね 10 + | ||
| うん! でも今は、早く帰ってゆっくり休んでほしいかな | ||
| だってソロイベントを大成功させた後でしょ? 疲れてるだろうから、まずは疲れをとろう | ||
| 疲れているのはあなたも一緒でしょ? だってあなたが色々と応援をしてくれてたから イベントは成功したんだよ 11 | ||
| 私もそのことにお礼がしたいよ 12 | ||
| ……これは、手伝ってっていうまで 帰らないっていうスタンスだよね | ||
| あぁ~、もうっ 歩夢ちゃんて昔から意外と 頑固なところがあるというかなんというか…… | ||
| ふふっ、頑固に関しては人のこと言えないと思うけど 13 | ||
| わかった! 歩夢ちゃんと一緒に早く帰れるよう、手伝ってもらおう! | ||
| ありがとう! じゃあ、何を手伝おっか? 14 | ||
| ほら前に話したでしょ? アンケートに協力してくれたファンのみんなへ、 お礼にポストカードを送ろうって | ||
| その発送作業のお手伝い? 15 | ||
| うん。実は一人じゃちょっと大変だったから、 手伝ってもらえると助かる | ||
| それって大変な作業だよね……一人でやるつもりだったの? 16 | ||
| 今度からは人手が必要なことがあったら、すぐに私に声をかけて。 だって、あなただって、私が一人で頑張ってたら心配でしょ? 17 | ||
| 心配だよ! ……じゃあ、次からは手伝ってってすぐ言うようにする! | ||
| よろしい! なんてね♪ 18 | ||