朝香果林/故事/7話 みんなの個性
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じぃぃ~…… 果林先輩って、やっぱりスタイルいいですよね。 なに食べたらそんな風になれるんですか? 1 + | |
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なにって……普通よ普通 2 | |
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普通でそんな風になれません! なにか特別なことをしてるはず……なにもしてなくて、 そんなにスタイルいいなんて嘘ですよ 3 + | |
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嘘って言われても…… 本当に特別なことはしてないんだってば…… みんなが普通にやっていることを私もしてるだけよ 4 | |
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あ、そうだ 5 | |
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あのね、かすみちゃん……ここだけの話なんだけど、 スタイルをよくするための秘訣があるの…… 7 | |
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な、なんですか!? 8 | |
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それはね……青汁よ。青汁を朝と夜に飲むの。 すっごく苦いんだけど、スタイルがよくなるわよ〜 9 | |
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ふええ……青汁……飲んだことないですけど、苦いんですか? うっ……かすみん苦いのはちょっと…… 10 | |
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私のスタイルの秘訣なのよ? 11 | |
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わあああああん! かすみんも頑張って飲みます!! 12 + | |
かすみちゃんが本気にしちゃうよ | ||
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こらこら果林さん、 かすみちゃんをからかうのもほどほどにね。 本気にしちゃうよ | |
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ふふふっ、だってかわいくて、つい…… 13 | |
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ええー!? 嘘だったんですかぁ!? 14 | |
果林さんがいつも飲んでるのは別のものでは? | ||
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あれ? 果林さんがいつも飲んでるのってプロテインじゃなかったっけ? それもぶどう味の…… | |
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ぶどう味!? 15 | |
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ふふっ、ゴメンね、かすみちゃん。 ぶどう味のプロテインあげるから許してね♡ 16 | |
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も〜、果林先輩ってばひどいですう! 18 | |
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ゴメンゴメン。でも、かすみちゃんの一番の魅力は そのかわいさでしょ? スタイルを気にするよりも そこを伸ばしたほうがいいんじゃない? 19 | |
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あれ……? かすみんのかわいさってスタイルとか超越しちゃいます? 20 | |
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えへへ……そっかあ♡ 21 + | |
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危うく自分の長所を見失うところでした、危ない危ない 22 | |
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色んな個性があるからこそ、うちの同好会はおもしろいんだよ | |
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かすみちゃんの代わりはいないし、 果林さんの代わりもいない、それでいいと思うな | |
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えへへ、果林先輩は すらっとしててスタイルがよくてセクシーなところが一番! かすみんはかわいいところが一番! ってことですね! 23 | |
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うん、まあ……そういうことよね。 私には私の、かすみちゃんにはかすみちゃんの、 みんなにはみんなの個性があるってこと 24 | |
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個性……かあ…… 25 | |
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ねえ、二人は、個性ってどうやって決まるんだと思う? 生まれつきのものなのか、それとも 自分で選んでいくものなのか…… 26 | |
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言われてみると、どうなんだろうって思うね。 うーん……両方ともあると思うし、もしかしたら それ以外のパターンで決まってくる個性もあるのかも…… | |
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かすみんは生まれつきかわいいですよ? 27 | |
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ふふっ、かすみちゃんはそうね。とってもかわいいわよ 28 | |
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えへへ〜、ほら、 先輩もかすみんのことかわいいって言ってくれていいんですよ〜! 29 |