宮下愛/故事/6話 あい友!
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んん〜、ソロイベントなにやろっかなあ? ねえ、君はどう思う? 1 | |
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愛ちゃんらしいことをしたいよね。 私の愛ちゃんのイメージはね、 みんなをビックリのあとに笑顔にさせちゃうって感じ | |
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あはは! なんだそれー! 愛さんてそんなイメージ? 2 | |
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そうだよ。だって、ちょっと前に行ったカラオケで、最初は他校の 人たちがたくさんいてビックリしたけど、すごく楽しく過ごせて 彼方さんもかすみちゃんもみーんな笑顔になってたでしょ? | |
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そんなことあったっけ? 3 | |
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あったよ〜! 愛ちゃんにとっては普通のことなのかもしれないけど、 誰とでも仲良くなれるってすごいことだと思うんだ | |
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あ! 愛さん閃いた!! ソロイベントでは、友達たくさん作りたい!! 4 | |
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ええ!? どういうこと? | |
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愛さんのイベントを見に来てくれる人はみ〜んな友達! 愛さんの友達だから『あい友』! 5 | |
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アタシを応援してくれるひと、み~んなと仲良くなりたいんだぁ! それでみんなで笑顔になる! 6 | |
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それってすごくいいよ! そうしよう! じゃあ、ソロイベントに来てくれたひとには 『あい友』の印をプレゼントするってどう? | |
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なにそれめっちゃアガる! それを持ってると愛さんとあい友だよって印になるね! 7 + | |
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でもどういうものがいいだろうね。 出来れば持ち歩けるようなものがいいと思うんだ | |
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持ち歩けるものっていうの賛成! パッと見ただけで、あ、あの子もあい友じゃん! ってわかるような…… 8 | |
……愛ちゃん、私、思いついた! | ||
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……愛ちゃん、私、思いついた! | |
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なになに? 9 | |
う〜ん、なにがいいかな…… | ||
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う〜ん、なにがいいかな……あい友の目印になるもの…… | |
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ミラーとか……ポーチとか…… 小さくて邪魔にならないものがいいよねえ…… 10 | |
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バッジ! バッジはどうかな? ほら、胸につけたり、バッグにつけたり身につけやすいでしょ? | |
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それいいじゃん! じゃあ愛さん手作りしちゃうよ! 11 | |
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ええっ! 手作りって……ソロイベントに来る人、全員分? | |
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うん! アタシ、手先器用だからさ。 それに、あい友のためなら、なんだってやれちゃうよ~! 12 + | |
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えへへ、楽しくなってきたぞー! あ、ただのバッジじゃつまらないから、愛さん特製の 手書きのイラストをいれよっかな! もちろん、一個ずつ! 13 | |
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……愛ちゃん。うん、すごくいいと思う! きっと、みんな、喜ぶよ! あ、私に手伝えることあったらどんどん言ってね! | |
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もちろん! 頼りにしてるよ~? よーし、じゃあさっそく『あい友バッジ』作るとしましょーか! 14 | |
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ふ~、これだけあれば足りそう! 毎日、頑張ってバッジ作り続けてきたかいがあったね | |
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うん。君が手伝ってくれたおかげだよ。 愛さんがあい友への愛情たっぷりこめたバッジで、 バッチリ喜んでもらえるといいな〜♪ なんつって~♪ 16 | |
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こんなに愛情こもったものもらえるなんて、 どんどんあい友が増えそうだよね | |
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アタシね、あい友が増えたらやってみたいことがあるんだ~ 17 | |
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なに? | |
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このバッジつけて、キャンプしたい! 一緒にご飯つくって、テント張って、遊んで、 キャンプファイヤーやって、アタシの歌声を聞いてもらいたいな 18 | |
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……ああ、思いついたら、なんかじっとしてられなくなったよ! キャンプファイヤーで歌う曲でも練習しよっかな! 聞いてくれる? 19 + |