高海千歌/最初の気持ち
外觀
< 高海千歌
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| さて、千歌ちゃん 1 | |
| あれ~? クッキーあったと思ったんだけど食べちゃったのかな 3 | |
| 梨子ちゃん、お菓子、甘納豆でもいい? 4 | |
| あ、お構いなく…… 5 | |
| じゃなくて、千歌ちゃんっ! 今日は曲作りの相談をするんでしょ。 作詞、行き詰まってるの? 6 | |
| あう……、実は……この通りでございます 7 | |
| うわ、作詞ノート、すごいことになってるね。 字でぐちゃぐちゃ…… 8 | |
| ん? よく見ると単語ばっかり書いてあるね。 『時間』『仲間』『季節』…… 9 | |
| とりあえず、思い浮かんだワードを書き出して、 繋げていこうと思ったんだけど、上手くいかなくて…… 10 | |
| そう…… 11 | |
| そういえば、梨子ちゃんって作曲はどんなふうにやってるの? 13 | |
| 私? 私は…… 14 | |
| 千歌ちゃんが書いた詞を読んで 浮かんだメロディーをそのまま弾いて、 楽譜に書いてるかな 15 | |
| うわ~! 直感おばけだぁ~! 16 | |
| おば……!? 私だって1回で完璧に出来ることなんて無いよ 17 + | |
| けど、最初のインスピレーションは大事にしてるわ。 一番純粋な気持ちだと思うから 18 | |
| 最初が一番純粋…… 19 | |
| ずっと考え込んでると、 自分がどうして考えてるのか分からなくなる時はない? あと、最初と全然違うこと考えてるとか 20 | |
| ある! 次の日テストの時とか特にある! 21 | |
| テストはちゃんと考えようね…… 22 | |
| とにかく、長い時間考えてると、次々別の考えが浮かんで、 結局どうすればいいのか分からなくなるのよね 23 | |
| そっか。じゃあ、作詞も、 一番最初に書いたキーワードに絞って考えれば……、 どうにかなるかな…… 24 | |
| やってみよう。どれを最初に書いたの? 25 | |
| えーっとね……えーと……あ、これだ! 『エビフライ』! 26 | |
| !? えっ、エビフライ!? 27 |