三船栞子/故事/7話 頑張り屋さんをお迎えに♪
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最近、栞子さん来ませんね? なにかあったのでしょうか…… 1 + | |
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あ、そのことなのですが、栞子さんから伝言を言付かっているんです。 今、生徒会の仕事が忙しいそうで、 しばらく同好会には行けません、と…… 2 + | |
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え~、そうなの? 残念だなあ。 栞子ちゃんて所作が綺麗だから、 彼方ちゃん、コツを聞きたかったのに~ 3 + | |
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栞子ちゃんが無理してないか心配だね…… | |
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うーん…… みんなで、様子見に行っちゃいます? 4 + | |
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しお子~! ちゃんとやってるー? 6 + | |
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か、かすみちゃん! 生徒会室はちゃんと「どうぞ」って言われてから入らないと ……って、あれ? | |
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先輩、しー……、です。 栞子さん、寝てるみたいですよ 8 | |
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書類の山ですね…… 9 | |
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ハンコをつくくらいだったら、 かすみんが手伝ってあげてもいいですけど~…… 10 | |
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あれ……? これって…… 11 | |
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わあ……すごいです。 これ、各部活、同好会からの陳情書ですよ。 全部確認して、理事長への提案をまとめていたんですね…… 14 | |
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彼方ちゃん、クラスの子に聞いたんだけど~、 最近は栞子ちゃん、随分丸くなったんだって 15 | |
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適性がなくても、どうしたらやりたいことを実現できるか、 一緒に考えてくれるんだって~ 16 | |
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あ、私も演劇部のみなさんに聞きました。 とはいえ、厳しさは相変わらずだそうで、 演劇部の中でも評価が割れているそうですが…… 17 | |
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まったくもー! みんなはしお子の頑張りを知らないから、そんなこと言えるんですよ! ただ意地悪なだけの人がここまでしてくれます!? 18 + | |
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同感です。栞子さんは厳しいかもしれませんが、 本当にその人のことを考えてくれているんです。 もしかしたら、その人自身よりも真剣に……! 19 + | |
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……だって。栞子ちゃん | |
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え? 20 + | |
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……すみません 21 | |
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ええー!? 起きてたの!? 23 | |
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その、途中から……。 でも、なんだか起きづらくて…… 24 + | |
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べっ、別に、かすみん褒めたりしてないからね!? 25 + | |
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あ、はい…… 26 | |
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かすみさん、よしよし。 素直になっていいんだよ? 27 + | |
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むうう~…… 28 + | |
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ふふっ。栞子ちゃん、かすみちゃんはね~、 他の人に栞子ちゃんのこと悪く言われたくないんだって~ 29 | |
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違いますぅ! 30 | |
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あ、はい…… 31 + | |
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あうう……違うっていうのが違う…… うう~! 32 + | |
よかったね、栞子ちゃん | ||
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よかったね、栞子ちゃん | |
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大変……ありがたく思っています 33 + | |
かすみちゃんは照れてるだけ | ||
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かすみちゃんは照れてるだけだからね、栞子ちゃん | |
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私も、照れてしまいます…… 34 + | |
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みなさん、私を心配して来てくださったんですよね? それなのに、居眠りなんてしていて、すみませんでした 36 + | |
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謝らないでください! 私たち、心配もしていましたが、 なにか手伝えないかと思って来たんです 37 + | |
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そうだよ。手伝えるところは手伝わせてほしいな。 そうしたら、部活にも来られるでしょ? | |
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そうそう! 彼方ちゃん、栞子ちゃんに教わりたいことあるんだ~ 38 + | |
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私もです! 39 | |
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か、かすみんだって、 しお子にかすみんのかわいさを見せつけたいし! だから早く部活にきてよね! 40 + | |
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み、みなさん……っ! 41 + | |
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あ、栞子ちゃん、泣かないで…… | |
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泣きませんよ? 42 |