エマ・ヴェルデ/故事/22話 わたしの大切な曲
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| ねえ、見て見て。 この前のライブを見た人たちから、 こんなにたくさんお手紙をもらったの! 1 + | ||
| わ、すごいね! | ||
| わたし、マイちゃんの最後のライブを応援できただけでも、 とってもうれしかったのに…… 2 | ||
| わたしの思い出の曲を歌わせてもらえることになって、 それを見た人がわたしを好きになってくれて、 もうなんて表現したらいいのかわからないくらいうれしい 3 + | ||
| 人と人との繋がり……「縁」って言うんだっけ? それって本当に不思議ですてきだね 4 + | ||
| わたし、日本にきてよかった。 スクールアイドルになれて、とっても幸せだよ 6 | ||
| 私も、エマさんが日本にきて スクールアイドルになってくれて幸せ | ||
| あんなにあったかいライブを応援することができてよかった | ||
| ふふ、わたしたち二人ともがよかったなら、よかった~! 7 | ||
| ん? よかったならよかった…… って、ちょっと変かな? 8 | ||
| 変だけど本当のことだし | ||
| 日本語としてはちょっと変かもしれないけど、 本当のことだから大丈夫 | ||
| パッションで乗り切っちゃって大丈夫かなあ? 9 | ||
| なんて言うのが正しいんだろう? | ||
| なんて言うのが正しいんだろう? | ||
| うーん……。 わたしたち二人ともが幸せなのは良いことです……? 10 + | ||
| でもやっぱり、よかったならよかった って気持ちだよ~ 11 | ||
| どんな言葉もそうだけど、 気持ちを正しく説明するのはむずかしいなあ 12 + | ||
| そんなときは歌だよ、エマさん | ||
| わあ! たしかにそうだね! 13 | ||
| 歌なら、いまのわたしの気持ちを しっかり乗せられるもんね 14 | ||
| あ、歌といえば、 わたし、思ったことがあるんだ 15 + | ||
| どんなこと? | ||
| マイちゃんから思い出の曲を引き継いで、改めて感じたの…… 16 + | ||
| あなたの作ってくれた曲って、本当にすてき!! 18 | ||
| あ、ありがとう……。 照れちゃうな | ||
| あのね、マイちゃんから引き継いだ曲は、 スクールアイドルとしてのわたしの始まりで、特別な曲だったの 19 | ||
| でも今は、あなたの作ってくれる曲も、同じくらい特別 20 | ||
| だってわたし、あなたの曲を歌うことで、 スクールアイドルとして成長できたと思うから 21 | ||
| そして、これからもあなたの曲を歌うことで、 もっともっとすてきなスクールアイドルになりたいんだ 22 | ||
| だから、あなたに会えてとっても幸せ! これからもよろしくのハグ! 23 + | ||
| ぎゅううっ! これからも、よろしくね! 25 + | ||