国木田花丸/仲良しへの一歩
外觀
< 国木田花丸
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| よいしょ、よいしょ……もうちょっと…… やった! 繋がったずら! 1 + | |
| ま、待って、そんなに引っ張らなくても、 ちゃんと付いて行きますから…… 3 | |
| あ、栞子ちゃん! 4 | |
| 花丸さん……あの、子供達に 早く来てくれと言われたのですが、何かあったのですか? トラブルなら児童館の職員の方にも知らせないと 5 | |
| 違う、違う。 これずら。砂のお山のトンネル工事♪ ついさっき開通したところずら 6 + | |
| え~っ! もうトンネルできちゃったの? せっかく栞子おねえちゃん連れてきたのに | |
| ごめんね。思ったより工事が順調に進んじゃったずら。 でも、ほら、手を入れてみて。 向こう側の子と「こんにちは~」ってできるよ 7 + | |
| うんっ | |
| ふふふ♪ 楽しいなぁ。 マルも幼稚園や児童館の子達と遊ぶボランティア、 やってみたいな 8 + | |
| ……すっかり子供達と馴染んでいますね。 初めて会ったばかりなのに 9 | |
| みんな素直でいい子達ばかりだから。 マルのほうがみんなに遊んでもらってる感じだよ 10 | |
| 仲良くなれてよかったずら。 せっかく栞子ちゃんのお手伝いで来たのに、 嫌われちゃったらどうしようって少し不安だったんだ…… 11 | |
| その可能性は極めて低いと思います。花丸さんの性格は 穏和で寛大、他者に対して献身的な傾向があります。 子供達も受け入れやすいはず―――― 12 | |
| ……はっ! す、すみません……勝手に、その…… 決めつけるようなことを 13 | |
| う、ううん! 全然気にしてないずら! むしろ嬉しい…… それってつまり、マルを信用してくれてるってことだもんね 14 + | |
| 今日は来て良かったずら。 栞子ちゃんにも嫌われてないって分かったから 15 | |
| 嫌うだなんてそんな…… 花丸さんこそ、私のことは好ましくないのではありませんか? 私は花丸さんほど人当たりがいいわけではありませんし…… 16 + | |
| まさか! 栞子ちゃんが優しい人だってことはもう分かってるずら。 子供達が栞子ちゃんを呼ぶ時の顔、とっても嬉しそうだから 17 | |
| こんなに子供達に好かれてる栞子ちゃんを、 マルも好きにならない理由は無いずら 18 | |
| 花丸さん…… 19 | |
| さぁ、栞子ちゃん! 今度は一緒に砂のお城を作るずら! 20 | |
| えっ、わ、私も一緒に……? 21 | |
| うん♪ 栞子ちゃんが一緒なら、もっと楽しいずら。 一緒に世界で一番大きなお城を作ろう! 22 | |
| うふふっ♪ 分かりました。 世界一大きい、荘厳なお城を作りましょう 23 | |
| よーし、始めるずら! 子供達もみんな集まれ~っ♪ 24 |