和装モデルはお任せあれ!/第1話
角色 | 文字 |
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ダイヤ | スカウトされた? 1 |
にこ | ええ、3人で歩いてたら、 ぜひ写真のモデルを手伝ってくださいって。そうよね? 2 + |
ルビィ | うん、本当だよ。お姉ちゃん 3 |
かすみ | かすみんのかわいさって ただ道を歩いているだけでも見過ごせないんですよねー 4 + |
にこ | オフだからスイッチ切ってたつもりなんだけど、 やっぱり滲み出るオーラは隠せないものね 5 + |
真姫 | オーラ、ねぇ 6 |
にこ | なによその目は? 言いたいことがあるならハッキリ言いなさいよ 7 |
真姫 | 別になにもないわよ 8 |
にこ | いいえ、その目は疑ってるわね? ほら、名刺だってあるんだから! 9 + |
ダイヤ | どうやら、本当のようですわね 10 |
にこ | どうよ、これが私の実力よ! 11 |
真姫 | はいはい、凄い凄い 12 + |
にこ | なんなのよ、その扱いの軽さは! いいこと、ここで私たちがモデルになれば、世間から注目されて 知名度だってうなぎ登り、ファンだって一気に増えるんだから! 13 + |
かすみ | そうですよね。かすみんの着物姿なんて 考えるだけでかわいくて話題になりそうですし! くふふ♪ 14 |
ルビィ | そうなったら スクールアイドルフェスティバルでも有利になりそうだね 15 |
にこ | 当然そうなるわね。 つまり、これは失敗の許されないミッションなのよ! 16 |
ダイヤ | 受けるつもりなのですか? 17 |
にこ | むしろ断る理由が見当たらないわよ 18 + |
真姫 | そんな上手くいくかしら、 だいたいその話大丈夫なんでしょうね? 19 |
かすみ | どういうことですかぁ? 20 |
真姫 | 例えば、後から衣装代を請求されたりとか…… 21 |
ルビィ | ええっ!? そ、そんな……お小遣いで足りるかな……? 22 + |
ダイヤ | 東京は危ないこともたくさんあるのですよ、ルビィ。 真偽を見極める目が必要ですわ 23 + |
にこ | もー! ニコたちのチャンスを潰すわけ!? 24 |
ダイヤ | いえ、そういうつもりはありませんが……と言っても心配ですわね 25 + |
にこ | なら一緒に来ればいいのよ。 ついでに真姫も来なさい 26 + |
真姫 | なんで私が? 27 |
かすみ | かすみんのかわい〜ところを勉強したら、 真姫ちゃんも次はスカウトされるかもよ? 28 + |
真姫 | 別にそんなのいいわよ 29 |
にこ | はい、決定! それじゃ先方に連絡するわね 30 |
真姫 | ちょっと……もう、勝手なんだから 31 + |