秋の味覚を召し上がれ!/第4話
角色 | 文字 |
---|---|
彼方 | お~! 海未ちゃん見た? 今、魚が跳ねたよ~ 1 |
海未 | ええ。見ました。 では、釣りはこの辺りでしましょうか 2 |
彼方 | 釣りたての焼き魚…… 想像しただけで、じゅるり〜 3 |
海未 | さあ、張り切っていきましょう! 4 |
彼方 | お〜! 5 |
海未 | 大自然の中に佇み、大自然に挑む……。 素晴らしい休日です!! 6 + |
彼方 | 彼方ちゃん、大自然に抱かれて寝たいかも〜 7 |
海未 | 寝かせはしませんよ、彼方! さあ、釣竿を持って! 自然に挑むのです!! 8 |
彼方 | ポカポカして、いい天気だね…… 10 |
海未 | ええ、それに心地いい風もふいています。 川のせせらぎに耳を傾けながら過ごす緩やかな時間…… 心が洗われますね 11 |
彼方 | なんだか……眠たく…… 12 |
海未 | 気持ちはわかりますが、 集中しないと魚にエサをとられてしまいますよ 13 |
彼方 | それは困る~、集中~! 14 |
彼方 | ……すやぁ 15 |
海未 | 彼方!! 16 |
彼方 | はっ! いけない、つい眠気と握手しちゃったよ〜…… だめだめ、みんなのためにお魚たくさん釣るんだから! 17 |
彼方 | ………… 18 |
彼方 | すやあ〜…… 19 |
海未 | くっ……。 この状況で眠るなというほうが無理ですね……! 20 |
彼方 | はっ! 21 |
彼方 | あう〜……。彼方ちゃん、 どうしても眠気と仲良ししちゃう……すん…… 22 |
海未 | この陽気では、仕方ありません。 こうなったら、私が彼方のぶんまで頑張りますから! 23 + |
彼方 | そ、そんなことさせられないよう! 彼方ちゃんに、考えがある。ちょっと待ってて! 24 + |
海未 | え!? か、彼方!? 25 |
彼方 | やあーーーー!! 26 |
彼方 | これなら、彼方ちゃん眠る暇もないからー!! 29 |
海未 | お手製の銛!? な、なんでそんなもの…… 30 |
海未 | いえ、そんなことより、たったのひと突きで魚を二匹同時に! 彼方、すごいです!! 31 |
海未 | また! しかも今度は三匹同時に!? 32 |
彼方 | えーーい!! 遥ちゃんへのお土産ができるまで獲るぞーー!! 33 |
海未 | ああっ、彼方! 乱獲はダメです! 乱獲はーー!! 34 |