絢瀬絵里/故事/3話 夜、誰もいない学校で
角色 | 文字 | |
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絵里 | ワン、ツー、スリー、フォー! ワン、ツー、スリー、フォー! | |
絵里 | 花陽! ステップが遅れてるわ | |
花陽 | はいっ! | |
絵里 | にこは手を上げる時に、変な手にしないこと! | |
にこ | 変な手じゃなくて、にっこにっこにーのかわいらしい仕草って 言ってほしいにこ♡ | |
絵里 | にこ、言い訳しないの。みんなで決めた振付でしょう? 手本を見せるから、覚えていってね | |
にこ | はぁい…… | |
PLAYER | 絵里さんは、ダンスの指導もしてるんだね! | |
PLAYER | 絵里さんの長い手足が映えて…… ダンスしている姿に見とれちゃうな | |
海未 | スタイルがいいだけではなく、姿勢も美しいのが 絵里の素晴らしいところですね | |
絵里 | そう? 小さい頃はバレエをしていたから、その影響かしらね | |
PLAYER | なるほど…… (絵里さん、綺麗だなあ) | |
PLAYER | 絵里さんって、生徒会でもバリバリ働いて、 部活でもスケジュール管理をしっかりやってるし、 ダンスをみんなに教えて…… | |
PLAYER | 絵里さんって……絵里さんって…… | |
完璧すぎる! | ||
PLAYER | 完璧すぎる! | |
絵里 | そう? みんなに助けられてなんとかやってる、って感じよ | |
絵里 | キミにもスケジュール管理をお願いして本当によかった。 無駄がなくなったわ | |
働くお姉さんって感じ | ||
PLAYER | 働くお姉さんって感じ | |
絵里 | 一応上級生だし、生徒会でも部活でも みんながスムーズに動けるように心がけてるわね | |
PLAYER | 何でもできちゃうんだね、絵里さん | |
絵里 | そんなことないわよ? できることをできる人が教えていくようにしているだけで、 みんなで助け合っているの | |
絵里 | でもそう言ってもらえるのは……悪い気はしない、かな | |
絵里 | ふふっ。今日の練習はここまで! みんな、お疲れさま♪ | |
PLAYER | (結構遅くなっちゃったな。 でもその分、充実した部活だった気がする) | |
PLAYER | (部活のお手伝いがスムーズにいっているのも、 絵里さんのおかげだ) | |
PLAYER | あ……いけない! 部室にノートを置いてきちゃった | |
PLAYER | (もう誰もいないかな? 急いで取ってこよう) | |
PLAYER | うっ。誰もいない学校ってちょっと怖いかも……部室まで走ろう | |
??? | きゃーーーーーーーっ!! | |
PLAYER | !? 今の声……もしかして!! |