ストーリー/徹底リサーチ、開始!
< ストーリー
角色 | 文字 |
---|---|
Player | 今までの曲とは違って、今回作りたいのは私の……ううん、 スクールアイドルを応援しているみんなが 伝えたい気持ちを詰め込んだ曲 |
Player | それはハッキリしてるんだけど、 どうやって曲を作ったらいいんだろう? 今までみたいにみんなの話は聞けないし…… |
Player | スクールアイドルを応援する みんなの気持ちがこもった歌にしたい |
Player | じゃあ、その人たちに話を聞く? お手紙やメールを募集したり…… |
Player | 悩んでても仕方ないか、 聞きに行けるところから行っちゃえ! |
Player | いきなりすみません。 美里さんのお話を聞きたくて…… |
美里 | ふふ、私たちスクールアイドル好きの同志じゃない。 そんなにかしこまらないで。 でも、私の話を聞きたいってどういうことかしら? 2 + |
美里 | あ、もしかして、愛ちゃんになにか…… 3 |
Player | いえ、愛ちゃんに困ったことがあるとかじゃないです! それは安心してください! 今の愛ちゃん、すっごくやる気に満ちてて…… |
Player | むしろセーブして、って頼んで欲しいかも…… 練習しすぎかな、って思うことがあるので |
美里 | わかったわ。 それについてはそれとなく愛ちゃんに話しておくわね 4 |
Player | はい、お願いします。 でも今日話したかったのはそういうことじゃなくて…… |
Player | えっと…… とにかく美里さんの思いを聞かせてほしいんです |
Player | 美里さんのスクールアイドル愛、って言うか、 愛ちゃんのことでもなんでも。 なんか漠然としててすみません |
美里 | うーん……そうねえ…… 5 |
美里 | 取り留めもない話になっちゃうんだけど…… 6 |
美里 | 私と愛ちゃんて、ずっとこの町で一緒に育ったの 8 |
美里 | 今は愛ちゃんのおばあちゃんも家にいるほうが多いけど、 昔はお店に出てることが多かったのよ 9 |
美里 | だから愛ちゃん、小さいときは うちに来ることが多かったのよね 10 |
美里 | 愛ちゃんは昔からあんな感じ。 元気いっぱいで、外で遊ぶのが大好きだったんだ 11 |
美里 | でも、私は体が弱くてあまり付き合ってあげられなかった。 虫取りに行っては熱中症になったり、 霜柱を踏む遊びをしては風邪をひいたりね 12 |
美里 | だから愛ちゃん、私と一緒だと部屋遊びばかりで、 満足に遊べなかったんだろうなと思うのよ 13 |
Player | え、でも愛ちゃん、 美里さんと遊んだときの話をよくしてましたよ |
美里 | そういう子なのよね。人に合わせちゃうの。 それで、それを苦に思わないんじゃないかしら 14 |
美里 | 一緒にいるみんなが楽しいことをしよう、 そのほうが自分も楽しい、って考える子なのよ 15 |
美里 | わがままとか、全然言わないの…… 16 |
Player | …… |
美里 | 私が言わせてあげられなかったのかもしれないけどね 17 |
美里 | でも、しっかりしすぎ、ってくらいしっかりした子だった 18 |
美里 | わがままも言わないし、泣いたり怒ったりもしない…… どこかで我慢してるんじゃないか、って心配だったの 19 |
Player | 美里さん…… |
美里 | でもね、スクールアイドルを始めてから愛ちゃんは変わったわ。 悔しがったり、泣いたり怒ったり落ち込んだり……大忙しよ 21 |
美里 | 愛ちゃんにしてみれば、安定が損なわれたわけだから よくないことなんだろうけど、私はちょっと安心しちゃった 22 |
美里 | 愛ちゃんはちゃんと爆発できる子なんだな、って 23 |
美里 | 愛ちゃんね、部で力試しをするのを決めたときは すごく悩んでたのよ 24 |
美里 | 挑戦してみたい、 でもみんなを傷つけちゃうことにもなる、 どうしたらいいの、って言ってたわ 25 |
美里 | 部と同好会でトーナメント戦をやったときは、 せつ菜ちゃんに負けてわんわん泣いてた 26 |
美里 | 全力でぶつかると、相手も全力できてくれる。 それは楽しいんだけどまだまだ敵わないのが悔しいんだ、って 27 |
Player | そんなことがあったんですか |
Player | 確かにせつ菜ちゃんに負けた時、愛ちゃん泣いてました。 でも、翌日はいつも通りで…… |
美里 | あなたにそういうところを見せるのは、 まだ恥ずかしいのかもしれないわね 28 |
美里 | でも、そういう悩みの相談相手になるのは、 そう遠くないうちに私からあなたに変わっちゃうわよ 29 |
美里 | だから、あなたにはわかってほしいの 30 |
美里 | スクールアイドルは愛ちゃんに自由をくれた。 自分をどう表現してもいいんだ、全部受け止めてくれるんだ、 っていう自由を 32 |
美里 | これから、愛ちゃんはもっともっと自分の好きなことを追求して 自分で楽しいことを作っていくわ。 そしてそれを私たちにも分けてくれる 33 |
美里 | 「楽しい」は愛ちゃんの最大の武器。 その魅力で、私たちをどんどん楽しいことに 巻き込んでくれるんだと思うわ 34 |
Player | ……はい! 私もそう思います! 愛ちゃんはすごいスクールアイドルですから! |
愛 | おねーちゃん、ちょっと聞いて―― あれ、どうして君がいるの? 37 + |
Player | 愛ちゃん! えっと、その、美里さんに聞きたいことがあって…… |
愛 | えー、なになに、愛さんも混ぜてよー! 38 + |
愛 | てか、うちでもんじゃ食べてかない? 愛さんスペシャルおごっちゃうよ! おねーちゃんも一緒にさ! 39 |
Player | えーと…… |
美里 | そうしましょうよ! 40 |
Player | えと、じゃあ……はい |
愛 | やったー! 愛さん、話したいこといっぱいあるんだ! ほらほら、行こ! 41 |