ショウ・ランジュ/故事/6話 ニジガク寮ファミリー!
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| なになに、それ! 果林は魔法使いみたいね! ランジュもそんな風にお洋服を畳みたいわ。教えて! 1 | |
| ふふ、一瞬で畳めるコツがあるのよ。 いい、見ててね…… 2 | |
| 果林ちゃん、そんな上手に畳めるなら 自分の服もすぐしまえばいいのに…… 3 | |
| こ、これからは、やるわよ! 4 | |
| ランジュったら、 あれから家事に対するやる気がすごいみたいなんですよ 5 | |
| よかったね。もうお部屋は荒れなくなった? | |
| ギリギリ……まだアウトですね。 できることとできないことの差が大きくて。 でもそれはミアさんも同じです 6 + | |
| Wait! なんでいきなりボクの話になるんだ! おーぼーだ! ボクはいいんだよ、最低限生活できれば 7 + | |
| ミア、お友達が手伝えないときだってあるのよ。 そういう時のためにひとりでできなきゃ 8 | |
| うわ、ランジュには言われたくなーい…… 9 | |
| なによう! ランジュが教えてあげるってば! 10 | |
| そうね、掃除機のことならランジュに聞きなさい! エマから全てを教わったのよ! 今のランジュなら、隅々まで完璧にきれいにできるわ! 11 | |
| ふふっ、ランジュちゃんって本当に覚えるのが早いよ。 わたしが教えることがなくなっちゃう 12 | |
| ねえ、これからはエマの部屋もランジュが掃除してあげてもいいわ 13 | |
| なんでも完璧にこなして、エマや果林やミア…… ニジガク寮のファミリーをランジュが引っ張ってあげるんだから! 14 | |
| とにかく、ランジュにまかせなさい!! 15 | |
| すう……すう…… 17 | |
| ふふっ、よく寝てるね 18 | |
| あれだけ張り切ってればねえ……ふふっ、 こうやってみるとかわいい寝顔をしてるのね、ランジュ 19 | |
| 寝ていると平和なのですが……。 おふたりには申し訳ないです。 いつもランジュの世話を任せてしまって 20 | |
| え? 賑やかになって毎日楽しいよ。 スイスにいる妹や弟たちのお世話をしてるみたいだもん 21 | |
| 私も楽しいわ。手のかかる子供たち、って感じだけど 22 | |
| たち……? それってもしかしてボクも入ってる? 23 | |
| うーん、ミアちゃんはランジュちゃんの妹、かな 24 | |
| Dammit. ボクのほうが学年は上だから、ランジュが妹だよ 25 + | |
| じゃあ、私とエマがお父さんとお母さんかしらね? 26 | |
| あははっ、それを聞いたらランジュちゃん怒らないかな? 27 + | |
| 「ニジガク寮のファミリー」って言ってたけど、 そこに家族構成は含まれてなかったからいいんじゃない? 28 | |
| ふふっ、家族を振り回すけど憎めない末っ子ですね、ランジュは 29 | |
| あ、思い付いたかも…… | |
| え? 30 | |
| この間ね、 ランジュちゃんに曲を作ってほしい、って相談されたんだ | |
| みんなで過ごすことがすっごく楽しい、 ずっと仲良しでいて、ってことを伝えたいんだって。 今の果林さんたちの会話で、閃いちゃった | |
| どんな曲になるのか、楽しみね 31 | |
| ランジュの曲ができたって本当!? 33 | |
| うん! 聞いてみて! | |
| うん! 聞いてみて! | |
| うふふっ、アナタがランジュに作ってくれた初めての曲ね。 楽しみよ! 34 + | |
| 気に入ってくれるといいな | |
| うん! 気に入ってくれるといいな! | |
| アナタのこと、ちゃんと信用してるわ。 もっと自信を持ちなさい! 35 | |
| ……はあ 36 | |
| どうかな……? | |
| アナタ、ランジュのことどうしてわかるの? これよ! これがランジュの気持ち! 38 | |
| 今から歌ってあげるわ。そこでちゃーんと聞いてるのよ! 39 | |