中須かすみ/故事/5話 灰色のお姫様
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はー……部活動紹介、なんとか終わったね…… |
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準備期間はあまり取れなかったけど、 上出来だったんじゃないかしら 1 |
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はい。来てくださっていた方々に、 私達の魅力を充分に伝えられたと思います! 2 |
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先輩のスピーチ素敵でした。 あの短時間に私達の活動内容を正確に伝えていらして…… 3 |
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そ、そうかな。 実は、ところどころ噛みそうになってヒヤッとしたんだよね |
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全然分かんなかったよ。堂々としてて……かっこよかった 4 |
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わー、ありがとう……! |
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今日来てくれた子達ってさぁ、中学生だよね? 可愛かったな~♪ 5 |
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ふ、遥ちゃんの子供時代には敵わない…… 6 |
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カナちゃん、ほんとに妹ちゃん好きだよね~。 事あるごとに推してくるよね 7 |
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海外から来た子もいたね。入学してくれるといいなぁ♪ きっと素敵な思い出がいっぱいできるよ 8 |
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もしかしたら、今日来てくれた子達の中に、 将来同好会に入ってくれる子もいるかもしれないね 9 |
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もしそんな子がいたら、かすみんが スクールアイドルのなんたるかを手取り足取り 優しく教えてあげますよ♪ 10 |
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ビシビシ厳しくするんじゃなくて? 11 |
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かすみちゃんは率先して先輩風吹かせそう 12 |
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むしろ出る杭は打つ的な…… 13 |
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ちょっ! この何より可愛くて誰より優しいかすみんが そんなことするわけないじゃないですか~! 14 |
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…… |
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……かすみちゃん |
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着替えないの? 他のみんなもう…… |
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学園のみんなは 16 |
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意外と、見る目なかったみたいですね~ 17 |
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……残念、だったね。 私はかすみちゃんが1位かなって、結構本気で思ってたんだけど |
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ふふ。ありがとうございます、先輩。 やっぱりかすみんは先輩が大好きですっ♡ 18 |
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……9人中4位……微妙ですよね~。 真ん中よりは上だけど、表彰台には上れない 19 |
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全く! こんなに可愛いかすみんの魅力に気付いてない人が多過ぎます! 次までにかすみんの魅力をもっともっと広めていかないと! 20 |
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次かぁ。そうだね。次はきっと…… |
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絶対一番になってみせます。 可愛いだけは……… 21 |
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かすみちゃん……? |
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可愛いだけは、絶対、負けるわけにはいかないから…… 22 |