優木せつ菜/故事/1話せつ菜と菜々

角色	文字
愛	うーん、こうやってみると、見れば見るほど生徒会長とせっつーが同一人物とは思えないよねえ 1
彼方	わかる～！　テンション全然違うもんね 2
せつ菜	それはそうですよ。あれは『虹ヶ咲学園の生徒会長』ですから。スクールアイドルの優木せつ菜とは違いますよ！ 3
わかってはいるんだけど……
PLAYER	うん、わかってはいるんだけど……。目の前でせつ菜ちゃんのこと見てると、生徒会長とはまったくの別人を見てる気持ちになるよね
せつ菜	も～、あなたまで。みんなしてなんなんですか、一体～！ 4
別人を演じて生活するのって
PLAYER	せつ菜ちゃんが本当の姿だってことはわかるんだけど、別人を演じて生活するのって難しくない？
せつ菜	それはもう慣れちゃいましたね。私にとっては、生徒会長としての「私」も必要なものですから 5

菜々	みなさん、おはようございます。生徒会長の中川菜々です 7
菜々	先週、中間テストが終了しました。ホッとした空気とともに、少し学内の風紀が乱れているように感じます 8
菜々	テストが終わり、開放感に満たされているとは思います。ですが、休みに入るわけではありません。授業もいつも通り、行われています 9
菜々	緩んだ気持ちをもう一度引き締め直し、学園生活をすごすよう、心がけてください。では次に風紀委員長から…… 10
PLAYER	生徒会長の時のせつ菜ちゃんて、きりっと堂々としててかっこいいよ
せつ菜	生徒会長をしている時は、きちんとするよう心がけているんです。生徒会長って、そういうものでしょう？ 12
せつ菜	だからそう見えるように振舞っているつもりなんですが、 ……変……じゃないですか？ 13
PLAYER	変じゃないよ！生徒会長としてもスクールアイドルとしても頑張ってる姿がすごいなあって思うだけ
せつ菜	……あ、ありがとうございます！ 14
せつ菜	そう言って貰えると嬉しいです！ 15
果林	せつ菜、あなたはもっと自信を持っていいんじゃない？ 16
歩夢	そうだよ、せつ菜ちゃん。中間テストの成績だって、普通科の上位に入ってるし、本当にすごいよ 17
せつ菜	褒められすぎると照れちゃうんですけど……。でも、やるべきことをやっておかないと、好きなことをやる時に足かせになるっていうか 18 +
せつ菜	私がそうしているのは、大好きなスクールアイドルをやるためっていうのが一番の理由なんです。それってちょっと不純だなって思ってて…… 19
エマ	不純だなんて思わないけど、理由がどうあれ実行できるのはすごいことなんじゃないかな～！ 20
PLAYER	そうだよ、せつ菜ちゃん。せつ菜ちゃんはすごいよ！
せつ菜	えへへ……みなさん、ありがとうございます 21 +
PLAYER	（せつ菜ちゃんにとって、生徒会長のお仕事とか、　勉強とか頑張るのは、好きなことを好きっていえる、　環境作りみたいなものなのかな？）
PLAYER	（せつ菜ちゃんも菜々ちゃんも頑張ってるって尊敬しちゃうよ）
せつ菜	さて、おしゃべりはこれくらいにしてそろそろ部活動を始めましょう。私、今日はダンス練習を中心にするんですけど…… 22
果林	私もダンス練習中心にするわ。せつ菜、ちょっと見てもらいたいところがあるの。いいかしら？ 23
せつ菜	あなたはどうするんですか？基礎練習をしている歩夢さんたちのところへ行きますか？ 24
PLAYER	ううん、今日はせつ菜ちゃんたちの練習を見ていたいなって思っているんだけど、いいかな？
せつ菜	ほんとですか！？嬉しいです！　よーし、頑張っちゃいます！ 25
PLAYER	うん！　応援してる！
せつ菜	ありがとうございます！何か気になるところがあったら遠慮なく意見を聞かせてください！ 26