優木せつ菜/故事/8話 せつ菜タイム!
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寮長さんに宿泊許可の書類を出してきました 1 |
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ええ!? 宿泊許可取ったの!? 2 |
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はい 3 + |
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わたしの部屋と果林ちゃんの部屋で、こっそり泊めるつもり だったんだよ。宿泊許可を取ったらせつ菜ちゃんが ここにいるってバレちゃうんじゃないかな……! 4 |
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そうよ、長くは泊まれないし親に連絡されるわよ? 5 |
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そ、そうだったんですね……。 家に連絡されてしまうのは困ります……。でも、 やはり許可は取らないとダメです。決まりですから 6 |
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まったく、ほんと真面目なんだから 7 |
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あはは、でもそこがせつ菜ちゃんのいいところだよね 8 |
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家出をするならもっとしたたかにならないとダメよ 9 |
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うう、すみません…… 家出なんて生まれて初めてだったもので…… 10 + |
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初めての家出の感想はどう? 11 |
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実はちょっとだけ楽しいです。冒険をしているみたいで 12 |
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生まれて初めてのことをしてるっていうのに不安はないの? せつ菜ってほんと、いろんな意味で度胸がすわってるわね 13 |
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だって、両親の目を気にしないで、 のびのびしていいだなんて素敵じゃないですか 14 |
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まったくもう……ふふ、 普段締め付けられている反動なのかしらね 15 |
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あはは…… 16 |
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まあまあ、その話はまた今度。 ねえ、せつ菜ちゃん、自分の家だと思ってくつろいでね 17 |
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それではお言葉に甘えて…… 早速お願いがあるんですが、いいでしょうか? 18 |
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なに? なんでも言って 19 |
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夜、テレビを見てもいいですか? 20 |
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もちろん。なにか見たい番組があるの? 21 |
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たくさんあります! 22 |
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もしかしてアニメ? 23 |
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はい! 24 |
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いいよ、せつ菜ちゃんが好きなだけ見ようよ! 25 |
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わあ、本当ですか!? 親の目を気にせずリアルタイムで、 アニメを見られるなんて最高です! 27 |
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ではまず19時から20時まで見たい番組があります。 その後宿題を片付けたら22時から24時までノンストップですよ! 28 |
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この時間帯は私的に一週間の中でも ゴールデンタイムだと思っていまして お二人にも是非見てもらいたい作品がたくさんあるんです! 29 |
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待って待って! そんなにあるの!? 30 |
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え? まだ半分も言ってませんよ? 深夜になってからが本番じゃないですか! 31 |
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これは……長い夜になりそうね…… 32 |
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じゃあ、鑑賞タイムに入る前に、 まずは食事と入浴を済ませちゃいましょう! 33 |