天王寺璃奈/故事/20話 あなたと繋がりたい
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あれから、色々考えてみたの 1 | |
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うん | |
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応援してくれる人が増えて、 たくさんの人たちと繋がれる場所ができて……嬉しかった 2 | |
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でも、その一方で、静かに楽しみたいって人がいること、 話を聞くまで気がつけなかった 3 | |
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そうだね…… | |
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けど、じっくり考えたら…… 私にも……似たところ、あるなって…… 4 | |
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え、どういうこと? | |
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私、たくさんの人がいるところ、あんまり得意じゃない。 大きい声を出すこともそう 5 + | |
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賑やかなイベントばっかりだと、疲れちゃうことも、ある…… 6 | |
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だから、最近の私のイベントは 行きにくいっていうの、わかる…… 7 | |
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楽しみ方は人それぞれだから。 私だって苦手なものはあるし、誰だってそうだよ | |
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みんなの希望を叶えられるといいんだけど、どうすれば…… | |
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無理かもしれないけど、どうにかしたい。 私を見てくれるみんなと繋がりたくて、 スクールアイドル、やってるから 8 | |
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そっか……そうだよね。 無理かもって考えは捨てて、なにか方法を考えよう | |
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うん。無理って言ったら、可能性は消えちゃうもんね 9 + | |
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一人でも、楽しめるイベントか…… 一人……うーん…… | |
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一対一……難しい…… 10 | |
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あ、待って。 一対一だけど、一対一じゃない場所があるよ! | |
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え? 11 | |
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今、私と璃奈ちゃんがしてる テレビ電話と同じことをしよう! | |
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それなら賑やかな場所に行かなくても、部屋で楽しめるでしょ? | |
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……! オンラインライブ!! 14 | |
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そう! | |
璃奈ちゃんらしいライブだね | ||
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璃奈ちゃんらしいライブだね | |
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えへへ。私も、そう思う! 15 + | |
いいアイディアでしょ? | ||
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いいアイディアでしょ? | |
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うん! とっても! 16 + | |
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あっ……でも、私のことは、みんな見てくれるけど、 私は、みんなの顔が見られない…… 17 | |
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なるほど……そこが問題か…… | |
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PLAYERこれは……、専用アプリの開発しか――ない!PLAYER 18 | |
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専用アプリ? | |
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みんなに私のライブを見てもらうのと同じように、 私もみんなの顔が見られるようにするアプリ。作る! 19 | |
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私も、みんなの顔が見たいもん。 頑張るぞー! 璃奈ちゃんボード「メラメラ~!」 20 |