天王寺璃奈/故事/22話 璃奈ちゃんボードブーム?
角色 | 文字 | |
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璃奈ちゃん、おまたせ! | |
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しー! 1 + | |
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え? ご、ごめん、うるさかった? | |
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違う。ちょっとだけ、隠れたいの。 だから、しー! 2 + | |
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うん、わかった。 でも、どうして……? | |
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あそこ、見て 3 | |
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え……? ああ! | |
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しー、しー! 5 + | |
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ご、ごめん。びっくりしちゃって……。 あの子たち、璃奈ちゃんボードみたいなの使ってるね | |
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噂、本当だった…… 6 | |
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噂? | |
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SNSで、見たの。 璃奈ちゃんボードみたいに、自分のボードを作って、 それでお話するのが流行ってる、って 7 | |
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私、嬉しい 8 + | |
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璃奈ちゃんボードのことおもしろいって思ってくれて、 それでお友達と楽しくなってくれて、嬉しい 9 + | |
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璃奈ちゃん…… | |
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なんか、よかった。 璃奈ちゃんがそういう風に思ってて。 真似されて嫌だったらどうしようかと…… | |
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嫌? どうして? 愛さんと作った、自慢の発明だもん。 嬉しいよ? 10 | |
そうだね | ||
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そうだね。すごい発明だもんね | |
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うん。一番の発明だよ 11 | |
よかった | ||
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よかった。 でもそうだよね、愛ちゃんとの発明だもんね | |
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愛さんて、天才。 私、思いつかなかったもん 12 + | |
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これから、色んなところで 璃奈ちゃんボードを見るようになるかもね | |
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そうなると、いいな…… 14 + | |
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あのね、何回も見た、大好きなアニメ映画があるの 15 + | |
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主人公の魔女の女の子が一人暮らしを頑張るお話なんだけど、 エンドロールで街の子供たちが 主人公の子とおんなじ格好をしているシーンがあるんだ 17 + | |
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私、そのシーンが大好き。 あの子は、みんなから受け入れて貰えたんだな、 って、思えたから 18 + | |
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だから、私と同じようにボードをつけてくれる人がいるの、 とっても嬉しい。 璃奈ちゃんボード「ぶいっ」 19 + | |
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璃奈ちゃんボード、もっともっと広まるといいね | |
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うん。璃奈ちゃんボード、みんなが使ってくれるといいな 20 |