宮下愛/故事/16話 アタシの使命!
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| ん~、週末なにして過ごそうかな? | ||
| なになに~、もしかして休日ヒマだったりするわけ? 1 | ||
| あはは……。このままだと一日中部屋でゴロゴロかな。 まあそれもいいかも…… | ||
| えー! もったいない! 時間は有限なんだよ? 部屋でゴロゴロだなんて、『そん』なの『損』~、なんちゃって 2 + | ||
| せっかくの休みなんだから、楽しまなくっちゃ♪ 3 | ||
| 楽しまなきゃ、か……買い物とか……? | ||
| いやいや。ここは愛さんとのラブラブデートでしょ♪ 4 + | ||
| ええ!? | ||
| 愛さんが一日エスコートしてあげちゃう。 まー、無理にとは言わないけどさ。君ってば、 いつもアタシたちのためにいろんなことしてくれてるし…… 5 | ||
| ううん! ぜひお願いしたい! | ||
| やったね! 愛さんのトーキョー・サイキョーコース、期待してて~♪ 6 | ||
| なんだかすごい冒険をした気分! | ||
| あはは、喜んでもらえて嬉しいよ。 今日は愛さんも初めての場所たくさん開拓できて楽しかった 9 | ||
| え!? そうだったの!? 全部愛ちゃんの行き慣れてるところかと思った。 そのくらいスムーズだったって言うか…… | ||
| そんなことないよ~。愛さんもドキドキしながらだったよ? でもさ、初めてのことって楽しいことばっか! 10 + | ||
| 楽しいことを知らないなんてもったいないじゃん? どんどん面白いこと見つけていかなきゃ 11 | ||
| 愛ちゃんはすごいなあ | ||
| すごいなあ。私はつい行き慣れたところばかりに行っちゃうよ。 だから、愛ちゃんのそういうところ尊敬する | ||
| いやいや~、そんなたいそうなもんじゃないってー。 君ってば褒めすぎ! 12 + | ||
| 同じことばかりだと飽きちゃうかも | ||
| 確かに、同じことばかり繰り返してたら飽きちゃうかも | ||
| そーそー、そういうこと。 だから愛さんは常に冒険を大事にするのだ! 13 + | ||
| でも本当に、愛ちゃんって色んな遊び場所を知ってるね | ||
| まっかせてー。 「楽しいこと」探しが愛さんの使命だと思ってるから♪ 14 | ||
| 使命なんだ? | ||
| そう、楽しいことをいっぱい見つけて、 おねーちゃんにも話してあげたいしね 15 + | ||
| あ、美里さん? そういえば、美里さんは元気? たしかあんまり体が丈夫じゃないって言ってたよね? | ||
| この間風邪引いてちょっと寝込んでたけど、今は元気だよ~ 16 | ||
| そうなんだ。よかった | ||
| 君も知っての通り、おねーちゃんてあんまり丈夫じゃないから、 部屋で本を読んでたりすることが多いんだよね 17 | ||
| で、おねーちゃんは最近読んだ面白い本のことを 愛さんに教えてくれるの。愛さんはそのお返しに、 外でどんなワクワクすることがあったかを報告するんだ~ 18 | ||
| そっか、だから使命なんだね | ||
| そーゆーこと! まあ、使命なんて大げさかな、 ただおねーちゃんに聞いてもらうのが楽しいだけなのかも! 19 | ||
| でも、最近のおねーちゃん、愛トモのみんなとよく連絡とってる みたいで楽しそうなんだ。スクールアイドルって、 愛さんだけが楽しいのかと思ってたらそんなんで終わんない! 20 | ||
| おねーちゃんにも楽しいことを運んでくれたんだよ! だから、改めて。愛さんのこと誘ってくれて、ありがとね♪ 21 | ||