小原鞠莉/エピソード/8話 本当の目的
(重新導向自小原鞠莉/故事/8話 本当の目的)
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自分達以外のスクールアイドルのことは、 雑誌や動画といったフィルターを通してしか、 見る機会が無いでしょう? | |
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ほかのスクールアイドルがどんな世界で生きているのか、 それを知りたかったの。きっと、Aqoursにとっても 無駄ではないと思うから | |
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それでわざわざ東京まで…… しかも、理事長の肩書きを使ってまで調べようとしたんだね | |
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沼津は東京ほどスクールアイドルはいないからね。 イベントで会うことはあるけど、本番前に楽しく おしゃべりする余裕なんてナッシングだもの~ | |
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だから、いつか純粋に調査する目的だけで 動いてみたいと思っていたの。 理事長の肩書きはなかなか役に立ってくれたわ♪ | |
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スクールアイドルとしてだと 好奇心や敵情視察と思われそうだけど、 理事長としてなら真面目に色々答えてくれそうでしょ 5 | |
そういうことだったんだ | ||
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なるほどね。なんで鞠莉さん1人だけで来てるのか 疑問だったけど、そういうことだったんだ | |
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おかげで思いがけずあなたと東京デートが出来ちゃったけどね♪ あ、このことみんなにはナイショよ? 抜け駆けしたと思われちゃう♡ 6 | |
それって職権濫用なんじゃ | ||
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まぁ、お仕事なんだなって思ってくれるだろうしね。 けど、それって職権濫用なんじゃないの? | |
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そうとも言うわね~。 だからこの前と今日のことはあなたとマリーだけのヒミツよ? バレたら怒られちゃうわ、ダイヤに | |
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あはは、了解 | |
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さぁ、それじゃ最後の学校を見に行きましょう。 また連れて行ってくれない? あなたの学校に | |
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あ、せんぱ~い♪ って、ええー!? | |
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ハロー♪ レインボースクールアイドルズ♪♪ | |
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うおお! マリーじゃん! どしたの!? | |
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みんなのスクールアイドル活動について、 色々話を聞きたいんだって | |
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私達のですか? 分かりました、何でも聞いてください! どんなことでも喜んでお答えします! | |
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せつ菜ちゃん、順応早過ぎ…… 彼方ちゃんもさすがにいきなり過ぎて びっくり中なんだけど…… | |
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鞠莉ちゃん、久しぶり~♪ 東京に来てたんだね。元気だった? | |
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久し振りね、エマっち♪ オカゲサマで毎日ハッピーよ♪ みんなは今、何をしてたの? | |
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今度、オープンキャンパスで 同好会メンバーのソロライブをするんです。 その準備をしていました | |
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ええ、聞いてるわ。歌やダンスも練習中なのよね。 ぜひとも意気込みを聞かせてちょうだい! | |
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な、なんか雑誌のインタビューみたい…… 鞠莉さん、出版社の代理か何かなの……!? | |
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さすがにそれは無いと思うけど……インタビューねぇ。 スクールアイドルとして、いつか本当にされる日を 想像しながら答えるのも面白そうだわ♪ | |
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――――あっ。歩夢! ハロ~♪ | |
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こ、こんにちは…… | |
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この前はごめんなさいね。大事な幼馴染みを借りちゃって | |
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いえ、そんなことは…… みんなそれぞれ予定というか、事情はあるし…… うん、気にしてないよ | |
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………… | |
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鞠莉さーん、話、今から聞く? 誰からにしようか | |
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も~! ちゃんとフォローしておきなさいって言ったのに忘れたわね~っ! | |
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え、ええ!? なんのこと!? |