月のウサギと女神様/第5話
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| みんな、準備はできた? 1 | |
| うん! いつでもオッケーだよ! 2 | |
| それにしてもこんな作戦、よく思いついたわね 3 | |
| お話を聞いてくださらないのなら、 外で楽しいことをすればいい―― 4 | |
| その声を聞けば、きっと女神様の方から、 お顔を出してくださるはず! 5 | |
| すごいよ、梨子ちゃん! 6 | |
| 知ってるお話と状況が そっくりだっただけなんだけどね 7 | |
| それじゃあ私から! 七輪でおだんごを焼くよ! こうやって、おしょうゆをつけて、っと 8 | |
| わぁ……いい香り! 10 | |
| この香り、たまりませんね……! 11 | |
| さて、お次は私の番。 これよ! 12 + | |
| それは……DVD? 15 | |
| これはただのDVDじゃない…… 幻ともいわれるスクールアイドルのDVDよ! 16 | |
| そのパッケージ……? ま……まさか!? 17 | |
| ふっ……知ってるみたいね 18 | |
| 珍しすぎて、伝説の伝説の伝説って呼ばれてる、 あれだよね!? 19 | |
| そう! 伝説の伝説の伝説、 略して伝伝伝こと「伝説のスクールアイドル伝説」! これなら女神様だって見逃すわけにはいかないはずよ! 20 | |
| 今日は特別に、あなたたちにみせてあげる! 21 | |
| わー! 楽しみだな! わたしも一度はみたいって思ってたんだ! 22 | |
| そういうエマさん……じゃなかった、 あなたは何を用意したの? 23 | |
| わたしはトランプ! スイスにいる弟や妹と、よくこれで遊んだんだ〜 24 | |
| いいわねぇ。こころたちも大好きよ 25 | |
| ババ抜きとか盛り上がるよね~ 26 | |
| うう……みなさん、すごいです。 私は何も思いつかなかったので、 一曲歌でも披露しようかと思っていました…… 27 | |
| 素敵じゃない。私はピアノ。 せっかくだから、一緒にやってみない? 28 | |
| いいですね! ぜひ! 29 | |
| あはっ! 楽しいことになりそうだね 30 | |
| そうね。女神様の興味を引くための作戦だったけど―― 31 | |
| なんか私たちの方が楽しんじゃってるかも! 32 |