松浦果南/お洒落は難しい
外觀
< 松浦果南
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| 果南さーん、鞠莉さーん……あれ? いないや。 もう部活終わりみたいだし、一緒に帰ろうと思ったんだけど | ||
| 荷物はあるから、多分すぐ戻って来るよね。 ちょっと待ってよう | ||
| ……ん? これ、なんだろう……? | ||
| 良かったわね~♪ 探し物見つかって 3 | ||
| なに他人事みたいに言ってんの。 鞠莉、もう少し机の上や引き出しの中、 整理しなよ――――って、うわぁ!! 4 + | ||
| あ、果南さん、鞠莉さん、おかえり | ||
| あら、待っててくれたのね! サンキュー♪ 5 | ||
| 2人とも、どこに行ってたの? | ||
| 鞠莉が理事長室で探し物があるって――――じゃなくて! それ! 6 + | ||
| あ、これ……ごめんなさい、 荷物から覗いてたから気になっちゃって…… 果南さんも読むんだね、こういうファッション雑誌 | ||
| ファッション雑誌? 8 | ||
| うわあああ~っ! み、見られた……恥ずかし…… 9 + | ||
| 待ってる間暇で | ||
| ご、ごめん! 本当にごめん! 待ってる間暇だったから、つい……! | ||
| いや、分かりやすいところに入れてた私も悪かったよ、 気にしないで…… 10 | ||
| 全然恥ずかしくないよ | ||
| ご、ごめんなさい! でも、別に全然恥ずかしくないよ? 私も愛ちゃんや果林さんが持ってきた雑誌、 一緒に読むことあるし…… | ||
| うう、フォローありがとう……でもやっぱり恥ずかしい…… 学校にまで持って来て読むんじゃなかった…… 11 | ||
| ははぁ、教室でこそこそ読んでたのはこれだったのね! ふせんまで付いてるし……珍しいじゃない、 果南がこんなの読むなんて 12 | ||
| い、いいじゃん! 私だってこういうの読んで勉強しようと思うことあるよ! 13 | ||
| 勉強……何か、特別な服を着る用事でもあるの? お出かけするとか? | ||
| 察するにアレね! 今度のトーキョーツアーのコーディネートを考えてるんでしょ。 んふふふふ♪ 果南ってばそんなに悩んでたのね~♪ 14 | ||
| ううう、わーらーうーなー! 15 + | ||
| あはははは♪ 痛い痛い! ソーリー、許して、かな~ん♪ 16 + | ||
| トーキョーツアーって…… ああ、確か今度、愛ちゃんと3人で東京で遊ぶんだっけ | ||
| うん……。東京って観光地だし、 あんまり野暮ったい感じで行くのは気が引けるからさ。 愛ちゃんの服も、いつもお洒落だし…… 17 + | ||
| そうだったんだ。ふふっ♪ お洒落に悩む果南さん、なんか可愛いなぁ | ||
| むぅ……キミまで面白がって…… 18 | ||
| ご、ごめんって。でも、果南さんの私服、私、好きだけどなぁ。 変だと思ったことも無いし | ||
| 私もよ。果南って自分で思ってるよりセンスいいと思うけど 19 | ||
| ……ありがとう。そう言ってもらえると、少し自信がつくよ 20 | ||
| それでもどーしても気になるって言うなら~…… マリーが最強の東京コーデを考えてあげるわ! 今からうちでコーディネート大会しましょう! 21 | ||
| 面白そうだね! 私も一緒に行くよ! 果南さんにぴったりの服、私も考えたい! | ||
| い、いや、いいよ自分で考えるから! っていうか、 やっぱり面白がってるじゃーん! 22 | ||