松浦果南/エピソード/9話 はじまりの3人
外觀
(重新導向自松浦果南/故事/9話 はじまりの3人)
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| セカンドPR動画の完成を祝して! かんぱーい♪ 1 | |
| かんぱーい! 2 + | |
| 果南さん、本当にお疲れ様。 歌、すごく素敵だったよ。私、感動しちゃった | |
| ありがとう。でも、 肝心の反響がどのくらいあるのか、まだ分かってないからね。 成功したかどうか分かるのは、もう少し先だよ 4 | |
| 1回目の動画より密度の高い内容であることは確かですわ。 楽観は禁物ですが、自信を持ってよい出来栄えかと 5 | |
| ダイヤの言う通りよ。 作ったマリー達が成功を信じなくて、誰が信じるって言うの? 大丈夫、信じる者は救われるのデース☆ 6 | |
| でも、あの歌がPR動画限定なのはもったいない気もするな~。 あとでちゃんとソロ曲として発表してみたら? | |
| うーん、わざわざそこまでしなくてもいいかなぁ。 Aqoursの曲だけで私は充分だよ 7 + | |
| ええ~、そう? 貴重な果南さん作詞の曲なのに…… | |
| そういえば、Aqoursって最初は 果南さんと鞠莉さんとダイヤさんの3人だったんだよね? その頃は果南さんも作詞してたって聞いたけど…… | |
| いつから千歌ちゃんが作詞担当になったの? | |
| ああ、それは……Aqoursが生まれ変わってからだよ 8 | |
| 生まれ変わった? どういう意味? | |
| あなたもご存じの通り、Aqoursはもともと、 わたくし達3人が1年生の頃に結成したグループでした。 でも……一度、解散したのです 9 | |
| 解散!? ど、どうして!? | |
| 果南が気を回し過ぎたからよ 11 | |
| 何それ。私だって散々悩んだんだからね? それであの時はああするのが一番いいって思ったんだから! 12 | |
| 何が一番いい、よ。 一言も相談しないで勝手に決めて! 13 | |
| ああもう、この話題になるといつもこうなのですから…… 14 | |
| とにかく、すれ違いとか思い込みとか、 わたくし達にも色々あったのです 16 | |
| そうだったんだ…… | |
| もうスクールアイドルをやることは無いと思ってたのに、 またこうしてスクールアイドルをやってるなんて…… あの頃の私が知ったらなんて言うかな 17 | |
| ……でも、始めた以上はもう間違えない。 鞠莉とダイヤと千歌達みんなで、新しい『Aqours』として 未来へ進もうって……そう決めたんだ 18 | |
| 3人で見ることが叶わなかった景色を、 今度は9人で見るために、日々歩んでいるのですわ 19 | |
| うふふ♪ そんなこと言って、 ダイヤも最初はチカッチ達の活動に大反対してたわよね~ 20 | |
| そっ、それは! 千歌さん達を試す意味もあったのです! 生半可な覚悟で生き抜ける世界ではないのですから! 21 | |
| と言いつつ、グループ名の候補に こっそりAqoursを混ぜるあたり、期待はしてたんだよね~ 22 | |
| な、なんのことですの!? わたくしは別に何も口出しはしていませんわ! 23 | |
| (――――前から、果南さんと鞠莉さんとダイヤさんは、 ほかのAqoursメンバーとは少し違う空気を まとってる気がしてた) | |
| (Aqoursとして同じ夢を追いかけて、諦めて、 生まれ変わってまた追いかける。この3人にとって、 Aqoursは何より特別なものなんだろうな……) |
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