絢瀬絵里/今、同じことを思っていた
外觀
< 絢瀬絵里
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| はー、楽しかったあ。 いい映画だったね! | |
| ええ。 クリスマスにぴったり……とは言い難いけど、 すごくハラハラしちゃった 1 + | |
| うん。 「あなたは何度もだまされる」ってキャッチコピーは 伊達じゃなかったなあ | |
| ほんとね。 最後までどんな結末になるか 全く分からなかったもの 2 | |
| ねえ、絵里さん。まだ時間ある? もっと映画の話がしたいよ | |
| もちろん。 私もちょうどそう思っていたところ 3 + | |
| そうこなくっちゃ! | |
| この近くに景色の素敵なカフェがあるの。 そこに行ってみない? 4 | |
| オッケー。いいよ | |
| じゃあ案内するわ。 ついてきて 5 | |
| わー、きれい! 絵里さん、こんな場所よく知ってたね | |
| クラスメイトにおすすめされたの 8 | |
| でも、ごめんなさい。 カフェは人がいっぱいで入れなかったわね 9 + | |
| 気にしないで。外でも景色は見えるもん。 外であったかいコーヒーを飲むのも悪くないよ | |
| そう言ってくれて助かるわ 10 | |
| あっ、見て。 色がどんどん変わってく | |
| イルミネーションが白から青へ…… 街が姿を変えていくわ 11 | |
| きれいだなあ | |
| ええ 12 | |
| 来てよかったな | |
| 来てよかったな。 今日の最後にとっても素敵なものが見られたよ | |
| ふふっ、わたしも 13 + | |
| あっ、それもあるけど、それだけじゃないな | |
| クリスマスを先取りしちゃった | |
| なんだかクリスマスを先取りしちゃった気分 | |
| そうね。素敵な景色だったわ 14 | |
| でもそれは景色だけじゃない | |
| こうやって、絵里さんとここに来たから、 今日のこの瞬間が最高の思い出になったんだよ | |
| ふふっ。なにそれ。 おかしなことを言うのね 16 + | |
| おかしいかなあ? | |
| ええ。おかしいわ 17 + | |
| だって、私も今、 キミと同じことを思っていたんだもの 18 | |