絢瀬絵里/冬山の見せた幻
外觀
< 絢瀬絵里
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| やった! 勝った! | |
| また負けちゃったわ…… 1 | |
| 絵里さんてゲーム弱い? | |
| そんなことないわ。 今日はたまたまよ 2 + | |
| もう一戦しましょ 3 | |
| ほーらね。私の勝ちよ 4 | |
| うう、ほんとだ…… | |
| あ、ストーブの薪が切れそう。 取ってこないと…… 5 | |
| 私が行くよ | |
| うう~、寒かった~! | |
| ……あれ? なんかいい匂い…… | |
| あ、おかえりなさい。 外は寒かったでしょう? 9 | |
| ちょうどボルシチが出来上がったところよ 10 | |
| 熱々のうちに召し上がれ 11 | |
| わあ! さっきから煮込んでたやつだよね? すごくおいしそう~! | |
| ふふっ。 じっくり煮込んだから、 お肉もホロホロよ 12 | |
| いただきまーす! ……んん~! 体に染みる…… | |
| 大袈裟ねえ 13 | |
| 大袈裟じゃないよ | |
| 大袈裟じゃないよ。 本当においしくて、一瞬で体があったまるよ | |
| よろこんでもらえたなら よかったわ 14 | |
| 大袈裟かな? | |
| 大袈裟かな? 冷えた体が一瞬であったまって、 手足の先までじわじわあったかいよ | |
| ふふっ。じゃあたくさん食べてね 15 + | |
| はあ、ボルシチおいしかったな~…… | |
| それ、何回目? そんなに褒めてもあとはデザートしか出てこないわよ 16 | |
| プリンを冷やしてるからちょっと待ってね 17 | |
| やったぁ! | |
| ……なんだかすごく不思議。 窓の外は真っ白で、世界から隔離されたみたいだよね | |
| 本当にそうだったらどうする? 18 | |
| 怖いこと言わないでよ | |
| あら、私はキミが一緒なら怖いことなんてないわ 19 | |
| でも、キミが怖いなら…… 20 | |
| もっとそばにきていいわよ。 お互いがいる、って確かめ合いましょう 21 | |