西木野真姫/故事/4話 真姫の採点
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| あら? そこにいるのは…… 1 | ||
| (これじゃ前の曲と同じ感じかなあ……) | ||
| ……ねえ、聞いてる? 2 | ||
| (作曲ってやればやるほど、難しいな) | ||
| ちょっと! 人の話を聞きなさいよ~っ 4 | ||
| へ? 真姫ちゃん? | ||
| さっきから話しかけてるんだから、無視しないでよね? 5 | ||
| ご、ごめん! 全然気がつかなくて…… | ||
| それほど集中してた、ってことなんだろうけど。 何の勉強をしてたの? 6 | ||
| あ。実は勉強じゃなくて、新しい曲のことを考えてたんだ | ||
| ……あなた、図書館で作曲してるの? 7 | ||
| うん (もしかして、おかしかったかな?) | ||
| ふふっ。こんな静かなところでも、 あなたの頭の中は音楽で溢れているのね 8 | ||
| あなたらしくていいと思う。……すごく 9 | ||
| 真姫ちゃん…… | ||
| で、でも。メロディーを考えたんだけど、 前の曲と似てるかもって行き詰まっちゃって | ||
| もう譜面に起こしてあるの? 少し外で気分転換しながら考えましょうよ 10 | ||
| ♪~ 12 | ||
| (私が書いた譜面を、真姫ちゃんが口ずさんでいる) | ||
| (恥ずかしいような、嬉しいような…… というより、目の前で採点されてる気分かも) | ||
| いいんじゃない? あなたの作った曲……悪くないと思う 13 | ||
| 本当!? よかった…… | ||
| 真姫ちゃんにそう言ってもらえると、少し自信がつくよ | ||
| 「少し」ですって? この私が言ってるのに、少ししか自信がつかないわけ? 14 | ||
| 真姫ちゃん…… | ||
| 急にそう言われても | ||
| 急にそう言われても | ||
| 信じられない? もうちょっと私のこと、信じてもらいたいわ 15 | ||
| 真姫ちゃんに認めてもらった! | ||
| 真姫ちゃんに認めてもらった! | ||
| 今まであなたのこと認めてなかったみたいじゃない…… 前からちゃんと認めてるわ 16 | ||
| あなた、自分が思ってるより才能あると思う。 もっと自信を持ちなさい 17 | ||
| ありがとう。真姫ちゃんがそう言ってくれると、 私もいい曲のような気がしてきた! | ||
| でしょう? ふふ♪ 18 | ||
| (真姫ちゃんの曲にも、言葉にもすごく勇気づけられてる。 真姫ちゃん、ありがとう……!) | ||