近江彼方/故事/16話 ファンクラブ作ってみない?
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| あ、先客がいたか。彼方さん、こんにちは | ||
| こんにちは~。 もしかしてあなたも今日は、部室でお昼なのかな~? 2 | ||
| うん、作業をしながら食べようかなって | ||
| お昼休みまで作業だなんて大変だね~ 3 | ||
| 好きでやってることだから、大変でも楽しいよ | ||
| うんうん、好きなことって苦労が苦労じゃなくなるよね~ 4 + | ||
| そんな感じだよね。さて……ごはんごはん | ||
| あれ、今日はパン? 5 | ||
| ちょっと行儀が悪いけど作業しながら食べられるから。 彼方さんはいつもの手作り弁当? | ||
| あたり~。せっかく特待生になって色々免除されたのに、 贅沢したら意味ないからね~ 6 | ||
| え? でも、凄く凝ってるよね? 材料費だけでも結構するんじゃない? | ||
| 全然だよ~、材料費は全部で100円くらいじゃないかな? 7 + | ||
| そんなに安いの!? 全然そんな風には見えないよ | ||
| 残ったおかずのリメイクだったり、まとめて作った作り置きの ものを詰めただけで、ハッキリ言って手抜きなお弁当なんだけど 8 | ||
| あ、卵焼きだけは、遥ちゃんのために毎日丁寧に作ってるけどね〜 9 | ||
| これで手抜き? どう見たってそんな風には見えないよ。 その上お得だなんてすごいね! | ||
| 贅沢は敵だもん。節約できるところは節約しないと~ 10 | ||
| この茄子の肉味噌のせに使ってる肉味噌も作り置きのひとつで、 昨日はそれを使ってドリアを作ったんだ♪ 11 | ||
| 肉味噌でドリア? | ||
| 食べたことない? とっても美味しいんだよ~ 12 + | ||
| へ~、そうなんだ? | ||
| ちょっと食べてみたいかも | ||
| ちょっと食べてみたいかも | ||
| ふっふっふ、おいしくてびっくりしちゃうよ? 13 | ||
| 節約上手だね | ||
| 彼方さんて節約上手だね | ||
| えへへ、もっと褒めて〜 14 + | ||
| ところで作業って、どんなことしてるの~? 15 | ||
| かすみちゃんのファンクラブ運営の手伝いを することになったから、そのお手伝い | ||
| あー、そういえばそんなことしてたね、かすみちゃん 16 | ||
| うん、楽しそうにやってるよ。あ、実は、できればみんなにも ファンクラブを作ってほしいと思ってるんだけど……、 彼方さんはどう? ファンクラブ、作ってみない? | ||
| ファンクラブかぁ……。 う~ん、ちょっとめんどくさいかも〜 17 + | ||
| でもファンクラブを作れば、ファンのみんなと一緒に もっと色んなことができるようになるよ? | ||
| それって、ライブの時じゃなくても、彼方ちゃんのワガママを みんなが叶えてくれるってこと……? んー、そう考えたら ファンクラブもあり……かも 18 | ||
| よーし、彼方さんの気が変わらないうちに、 ファンクラブ結成だー! | ||