近江彼方/故事/30話 特別な枕
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枕、なかなか選べなくてごめんね…… |
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あなたがあやまることじゃないよ~ 1 |
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彼方ちゃんこそ力になれなくてごめん…… 2 + |
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ううん、彼方さんがいろいろ教えてくれるから すごく助かってる |
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彼方さんがくれたハーブティも飲んでるよ。 お風呂もゆっくり浸かるようにしてるし |
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でも、まだあんまり眠れてないでしょ? 3 |
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ほら…… 4 + |
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わっ! |
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目の下のクマさんが少し成長してるもん~ 5 |
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あなたは成長しなくていいんだよ、よしよし 6 + |
くすぐったいよ | |
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あははっ、くすぐったいよ |
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こうやって撫でたら、クマさん取れるといいのにな~ 7 |
びっくりした | |
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びっくりした~ |
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びっくりしたら、クマさん飛んでいかないかな? いかないか 8 + |
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それにしても困ったもんだね~ 10 |
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次の休み、もう1回枕を選びに行っていい? 3つまでは絞れたんだ |
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もちろんいいけど、それまでずっと寝不足のままなの? 11 |
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そんなの彼方ちゃんやだなあ…… 12 + |
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あっ、そうだ! 13 |
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え? |
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ふっふっふ。 彼方ちゃん、必殺枕があったことを思い出したよ~ 14 + |
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必殺ってどういう……? |
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いーから、いーから。 ほれほれ、ここに寝て。彼方ちゃんのお膝枕! 16 + |
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彼方ちゃん、エマちゃんのお膝枕だと瞬殺なんだな~ 17 |
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彼方ちゃんのお膝枕はエマちゃんほどじゃないかもだけど、 試してみてよ 18 |
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うん、じゃあ…… |
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いつも彼方ちゃんたちのために頑張ってくれて、ありがとうね。 よしよ~し 20 |
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……あれ? 寝てる? おーい 21 |
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ふふふっ。彼方ちゃんのお膝枕も捨てたもんじゃないね 22 |
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ゆっくりおやすみ…… 23 |